新しくスタートした菅政権にまたも問題が。昨日の当ブログで紹介したように、米誌「TIME」が毎年恒例で行う「世界で最も影響力のある100人」にジャーナリストの伊藤詩織さんが選ばれましたが、これは元TBS記者の山口敬之から性行為を強要されたとして性被害を告発し、日本国内でも海外でも#MeToo運動や性暴力に抗議するフラワーデモなどに影響を与えたことが評価されたわけです。
この伊藤詩織さんに対しても以前、批判的な悪罵を投げかけたり、LGBTカップルへの支援をめぐって「生産性がない」と寄稿したり、とかく問題を引き起こしてきた自民党・杉田水脈衆院議員がまた「女性はいくらでもうそをつけますから」などと発言しツイッターは抗議で炎上。杉田議員の辞職を求める声も上がっています。しかし、これに対し菅政権はだんまりを決め込んでいましたが、9月30日、下村博文政調会長が口頭で注意。本人は「発言していない」と言っているとして発言があったかなかってゃ確認せず、「真意が正確に伝わるよう丁寧な説明が必要だ」と述べるにとどめ、むしろ杉田議員をかばう姿勢を取りました。杉田議員は記者団に対し「今後はブログでしっかり書いていきたい」などと述べ、その後の記者団からの質問にも応じませんでした。
この問題について2020年9月28日配信「日刊スポーツ」コラム政界地獄耳から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<杉田水脈かばう菅政権のお粗末に不快感/政界地獄耳>
首相・菅義偉のいう「自助・共助・公助」の概念は、阪神・淡路大震災を契機に、特に防災の分野で広まった言葉だ。
首相は「まず自分でできることは自分でやる、自分でできなくなったらまずは家族とかあるいは地域で支えてもらう、そしてそれでもダメであればそれは必ず国が責任を持って守ってくれる。
そうした信頼のある国づくりというものを行っていきたい」と解説した。
ただ、社会は防災の概念だけでは説明できない。「新自由主義者が自分のことは自分で守れ、助けを求める前に努力しろという意味か」(野党議員)との反発もある。
防災とは、逆に自分で何とかして、家族や地域に頼り、最後は政府が最低限の保障はするが、質は問うなという冷たい社会の形にも聞こえる。
誤解を恐れず言えば、政府とは公助が仕事ではないのだろうか。政府こそ規模や対象にかかわらず「公」の窓口にならなければならない。それなのに政府の代表が国民に対して努力なきものは認めないという風土を作ろうとしてはいまいか。
その政府自民党が守ろうとする議員がいる。(9月)25日、自民党衆院議員・杉田水脈は党の内閣第1部会などの合同会議で、女性への暴力や性犯罪に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言。
本人は発言を否定しているものの、杉田は過去に雑誌「新潮45」にLGBTカップルへの支援をめぐって「生産性がない」と寄稿。この件で一連の論争が紙面で繰り広げられたが、結果、「新潮45」は休刊した。
安倍政権時代はこの発言を擁護する党内の声も大きく、批判は少数だった。だが、今回の問題は党内の会議で起きたことなのに党幹部、派閥、党内女性議員もだんまりを決め込む。なるほど、これを菅の公約に照らせば、まずは自分で何とかして、ダメなら党がかばい、最後は官邸が助けるということか。
これがおかしいと思えない政府や党をどう信用すればいいのか。いささかお粗末すぎて不快感だけが残る。
【出典】2020年9月28日配信「日刊スポーツ」コラム政界地獄耳
※いま新たな「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」にご協力を。
署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=255
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■これまで取り組んできた「3000万署名」にかえ、あらためて「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に取り組みます。
※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
核兵器のない世界の実現に向けて、
あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
(「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
この伊藤詩織さんに対しても以前、批判的な悪罵を投げかけたり、LGBTカップルへの支援をめぐって「生産性がない」と寄稿したり、とかく問題を引き起こしてきた自民党・杉田水脈衆院議員がまた「女性はいくらでもうそをつけますから」などと発言しツイッターは抗議で炎上。杉田議員の辞職を求める声も上がっています。しかし、これに対し菅政権はだんまりを決め込んでいましたが、9月30日、下村博文政調会長が口頭で注意。本人は「発言していない」と言っているとして発言があったかなかってゃ確認せず、「真意が正確に伝わるよう丁寧な説明が必要だ」と述べるにとどめ、むしろ杉田議員をかばう姿勢を取りました。杉田議員は記者団に対し「今後はブログでしっかり書いていきたい」などと述べ、その後の記者団からの質問にも応じませんでした。
この問題について2020年9月28日配信「日刊スポーツ」コラム政界地獄耳から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<杉田水脈かばう菅政権のお粗末に不快感/政界地獄耳>
首相・菅義偉のいう「自助・共助・公助」の概念は、阪神・淡路大震災を契機に、特に防災の分野で広まった言葉だ。
首相は「まず自分でできることは自分でやる、自分でできなくなったらまずは家族とかあるいは地域で支えてもらう、そしてそれでもダメであればそれは必ず国が責任を持って守ってくれる。
そうした信頼のある国づくりというものを行っていきたい」と解説した。
ただ、社会は防災の概念だけでは説明できない。「新自由主義者が自分のことは自分で守れ、助けを求める前に努力しろという意味か」(野党議員)との反発もある。
防災とは、逆に自分で何とかして、家族や地域に頼り、最後は政府が最低限の保障はするが、質は問うなという冷たい社会の形にも聞こえる。
誤解を恐れず言えば、政府とは公助が仕事ではないのだろうか。政府こそ規模や対象にかかわらず「公」の窓口にならなければならない。それなのに政府の代表が国民に対して努力なきものは認めないという風土を作ろうとしてはいまいか。
その政府自民党が守ろうとする議員がいる。(9月)25日、自民党衆院議員・杉田水脈は党の内閣第1部会などの合同会議で、女性への暴力や性犯罪に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言。
本人は発言を否定しているものの、杉田は過去に雑誌「新潮45」にLGBTカップルへの支援をめぐって「生産性がない」と寄稿。この件で一連の論争が紙面で繰り広げられたが、結果、「新潮45」は休刊した。
安倍政権時代はこの発言を擁護する党内の声も大きく、批判は少数だった。だが、今回の問題は党内の会議で起きたことなのに党幹部、派閥、党内女性議員もだんまりを決め込む。なるほど、これを菅の公約に照らせば、まずは自分で何とかして、ダメなら党がかばい、最後は官邸が助けるということか。
これがおかしいと思えない政府や党をどう信用すればいいのか。いささかお粗末すぎて不快感だけが残る。
【出典】2020年9月28日配信「日刊スポーツ」コラム政界地獄耳
※いま新たな「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」にご協力を。
署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=255
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■これまで取り組んできた「3000万署名」にかえ、あらためて「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に取り組みます。
※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
核兵器のない世界の実現に向けて、
あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
(「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
2020年9月21日現在、批准国は45ヵ国。
条約発効に必要な50ヵ国まであと5ヵ国!
♯日本政府は核兵器禁止条約に参加を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
*「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo
、”こうした” 女性はいくらでも嘘をつける」
いやー、切り取りで批判するとか愚かですね。