とだ九条の会blog

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「9条は未来への規範」―世界協会協議会総幹事が安倍首相に書簡

2015年01月31日 | 国際・政治

世界140ヵ国のキリスト教教団350団体で構成する「世界教会協議会(WCC)」のオラフ・トヴェイト総幹事が安倍晋三首相に対して「日本国憲法9条を改変すべきではない」と訴える書簡を1月16日付で送っていたことが1月27日、日本キリスト教協議会の発表で分かりました。

この書簡は、同協議会の小橋孝一議長がトヴェイト総幹事から託されたもので、内閣宛てに送付しました。

トヴェイト総幹事は書簡の冒頭で、昨年12月に東京都内で開かれた「第4回9条世界宗教者会議」に触れ、会議の最終声明にある「憲法9条がアジアにおける平和の礎」「日本国政府が憲法9条を守り、維持することを願う」などへの支持を表明しました。

そのうえで、トヴェイト総幹事は「憲法9条は再解釈されるべきではなく、むしろ再確認されるべきだ」と解釈改憲を批判。
そして、日本が平和的解決のリーダーシップを取り、日本の国土やその領域に米軍基地を存続させている負担を表明すべきだと述べています。
さらに、日本政府が1993年の「河野談話」と1995年の「村山談話」で戦時中に近隣諸国に与えた歴史的苦難の事実に言及したことは評価されるべきだと強調。
憲法9条を日本の国際政治の中心に置くことを望むと述べ、「憲法9条は過去の遺物ではなく、未来への規範だと確信している」と述べています。


【出典参考】2015年1月29日付け「しんぶん赤旗」


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韓国の識者ら「9条の会」をノーベル平和賞に推薦 

2015年01月30日 | 国際・政治

李洪九(イホング)元首相ら韓国の識者らが1月15日、日本で憲法9条を守る運動をしている「9条の会」などを、今年のノーベル平和賞の候補として推す推薦状を在韓ノルウェー大使館に提出したことが分かりました。
そのほか「9条の会」とともに、日本で9条を平和賞に推薦する署名活動をしてきた鷹巣直美さんも共同候補として推しています。

韓国の識者らは昨年12月、9条を平和賞に推薦することを記者会見で表明しました。同賞は個人や団体が対象のため、だれを推薦するのかこの間検討を進めていたといいます。賛同者には元国会議長や学者、宗教人、文化人らが名を連ねています。


【出典参考】2015年1月15日配信「朝日新聞デジタル」


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日野原重明さんと宝田明さんの講演会

2015年01月29日 | 国際・政治

「新老人の会」が2月17日(火)、さいたま市文化センターで埼玉フォーラム「平和といのちこそ」を開催します。

講演は「新老人の会」会長の日野原重明氏と宝田明氏。主催者は多くの参加を呼び掛けています。(サイト管理者)

 

■「新老人の会」埼玉フォーラム

平和といのちこそ

日時:2015年2月17日(火)13:00~16:20
会場:さいたま市文化センター(最寄駅:南浦和駅)

プログラム:
13:00~      オープニング
13:35~14:25 講演「真の愛とゆるしのために」
               日野原重明氏(「新老人の会」会長)
14:50~15:40 講演「人間として願うこと」
               宝田明氏
15:45~16:15 歌で綴る“いのち”のメッセージ(フレディーズ)

参加費:1000円(当日受付にて)
定員:1200人

お問い合わせ:「新老人の会」埼玉フォーラム係
       03-3265-1907(平日9:00~17:00)

主催:一般社団法人ライフ・プランニング・センター
後援:埼玉県教育委員会
 


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「終末時計」2分進み、人類滅亡まで「あと3分」

2015年01月28日 | 国際・政治

終末への時間を判断する米科学誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』は1月22日、核戦争などによる世界の終わりまでの時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻が2分進められ、人類滅亡を示す午前0時まで、あと3分に迫ったと発表しました。

今も大量に配備されている核兵器や気候変動の脅威が理由と言います。

これまで時刻が進んだのは、2012年1月に核軍縮に大きな進展がなかったことを理由に1分進み、残り5分となってから3年ぶりで、「あと3分」は1980年代以来のことです。

この「終末時計」は第二次世界大戦直後の1947年から冷戦時代を経て、世界情勢に応じて人類が滅亡する最後の時間までを目安に象徴的に表現してきました。

同誌は「世界の指導者は、市民を守るのに必要な速さや規模で行動していない」と厳しく批判。
人類滅亡の「破局を招く可能性は非常に高く、その危険を減らす行動をすぐ起こすべきだ」と訴えています。


【出典参考】2015年1月23日付け「しんぶん赤旗」


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NHK生番組で遮られた宝田明さんの「反戦の訴え」(2)

2015年01月27日 | 国際・政治

昨日に引き続き2015年1月21日配信「毎日新聞」より宝田明さんの記事をご紹介します。(サイト管理者)


※ 以下、転載はじめ↓

 一方、NHKの姿勢については<必ずしも安倍政権批判とは言えないだろ。いちいち問題にするなよ><「間違った選択をしない政治家を選ぶべき」。言ってることは至極まともだよね>などの否定的なネット意見があった。

 男性アナウンサーはなぜ、発言を遮ろうとしたのか。

 問題の放送は衆院選の公示日の翌日だった。宝田さんは慎重に言葉を選びながら「反戦」を訴えたが、男性アナは話が選挙に及んだことに驚き、特定の個人名や政党名が出るのを危惧して“自主規制”した可能性はある。昨年は、安倍政権が憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を可能にする閣議決定をした年でもあった。

 碓井広義・上智大新聞学科教授(メディア論)は「ゆうどき」放送の2日後、ある民放系BS放送の番組で宝田さんと一緒になり、じかに戦争体験を聞いた。「宝田さんは引き揚げの際にソ連兵から頭に銃を突きつけられ、腹に銃弾も受けている。『戦争は大罪』も『無辜の民を殺してはならない』も、イデオロギーではなく体験に基づいた当たり前の主張です。そうならないように正しい選択をしようと言っているだけなのに、選挙に言及したから一律にダメというのはおかしい」と、疑問を投げかける。


問題の背景として、籾井勝人NHK会長の「政府が右と言っているものを左と言うわけにはいかない」といった発言や、自民党がNHKや在京民放テレビ局に送った選挙報道の「公平中立」を求める要望書(昨年11月20日付)の影響を指摘する。「籾井会長は『個人的な発言』としていますが、トップの意向が作用しないわけがない。そこに自民党の要望書が心理的圧力として加わり、現場が勝手にそんたくしたのではないか。そもそも要望書は『法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、または規律されることがない』と番組編集の自由を保障した放送法3条に抵触しかねません。NHKの過剰反応ぶりには、息苦しさを感じますね」

 宝田さんの発言への「制止」についてNHKに見解を尋ねたが「個別の内容については、お答えしていません」との回答だった。

 「これは見えざる大きな力ですね」。宝田さんの表情が曇ったのは、NHKが「爆笑問題」の政治家ネタを却下したことを伝える記事を見せた時だった。「政治家をネタにしたコントやパロディーを笑ってくれるなら、国民も、その社会も健全だと言えるんじゃないでしょうか」。そして「私にも似たことがあったんです」と打ち明けた。

 数年前、NHKのバラエティー番組内のコントで、ある国会議員役を務めた。台本にどう演じるかは書かれておらず、思案の末、アドリブで時の首相、麻生太郎氏の口調をマネして演じてみた。ところが、スタッフが飛んできた。「面白いのは分かるんですが、今は微妙な時期なので……」と小声でささやかれ、結局、別のキャラクターを演じた。

 「どんな職業でもそうかもしれませんが、(不特定多数の)皆さんがお客さまですからね。こんな発言をすると観客が減るとか、あの人に嫌われるとか、そんな短絡的な理由から、お利口さんにして口をつぐみ、八方美人的に生きてきたんです。でもね……」と俳優は続けた。「60歳を過ぎた頃から、自問するようになったんです。『おい、いつまでもノンポリでいられるのか、宝田よ』と。俳優は後から身につけた職業。だったら生身のお前の意見はどうなんだ、人間として何を言わなきゃいけないんだ、と。それからは、言うべきことは言ってきたつもりです。もちろん、先日のNHKの番組でもね」

 「物言えば唇寒し」。そんな出来事が芸能界で相次いでいる中、大俳優が自らの信念で語る言葉と、その重みに圧倒される。


【出典】2015年1月21日配信「毎日新聞」


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