「とだ九条の会」と「憲法改悪反対戸田共同センター」は8月21日、戸田市の9月定例会に際し、7月7日の国連会議においては122ヵ国の賛成で採択された「核兵器禁止条約」に日本政府が背を向け批准しないことに対し「核兵器禁止条約の日本の早期調印を求める請願」を馬場栄一郎議長宛てに提出しました。 請願提出に先立って各会派に紹介議員になって欲しい旨、要請しましたが、日本共産党以外の了解が得られませんでした。ただ、ある保守系議員から「紹介議員にはなれないが、(同条約批准に)個人的には賛成したい」との声も寄せられました。今回は8月27日の当ブログで紹介した「テロ等準備罪(共謀罪)法」に続いて「核兵器禁止条約の日本の早期調印を求める請願」を以下にご紹介します。(サイト管理者)
戸田市議会議長
馬場 栄一郎 様
「核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願
<請願趣旨>
8月6日広島で、8月9日長崎で、今年で72年目の原爆犠牲者追悼式が行われました。太平洋戦争が終結するきっかけとなった72年前の暑い夏の日の原爆投下は、生活していた街の人々を一瞬にして無残にも焼き殺し、被爆者を永い放射能の後遺症で今日まで苦しめ続けてきています。
今年2017年7月の国連では122か国の賛同を得て、「核兵器禁止国際条約」が採択され、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました。戸田市は市政20周年の際に、平和都市宣言をし「わが国は世界唯一の核被爆国として、核兵器の恐ろしさと被爆の苦しみを深くかみしめ、全世界の人々にその廃絶を訴え続けていかなければならない。」と決意しました。これは、私たち戸田市民の平和を強く求める心です。
私たちは世界唯一の戦争核被爆国として「核兵器禁止国際条約」を日本政府が早期に調印することを望むものです。そして、一刻も早い核兵器廃絶の実現を望むものです。そのための一歩として戸田市議会が、「核兵器禁止国際条約」の早期調印を求める意見書を、日本政府に提出してくださるよう心からお願いいたします。
<請願事項>
一、「核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める意見書を、日本政府に提出してください。
平成29年8月21日
請 願 者
とだ九条の会
代表代行 丸山 利男
憲法改悪反対戸田共同センター
代表 横田 文夫
※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
核兵器のない世界の実現に向けて、
あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
(「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
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