9月23日付け・10月3日付け当ブログでもご紹介しましたが、米空軍が空軍仕様の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを横田基地に配備を検討しているとの報道に対し、周辺の自治体で配備検討の撤回を求める「意見書」が相次いで可決されています。
10月26日までに、日米両政府へ配備検討の撤回を求める「意見書」を可決したのは、横田基地を抱える【福生市】・【羽村市】・【武蔵村山市】・【立川市】・【昭島市】・【瑞穂町】の5市1町、それに【八王子市】・【青梅市】・【あきるの市】・【東村山市】・【国立市】・【小金井市】・【清瀬市】の7市を加えた都内12市1町の計13市町村です。
【小金井市議会】では9月24日に自民・公明・民主が退席するなか、共産・生活者ネットなど賛成多数で「意見書」を可決。「意見書」では沖縄県・普天間基地に配備されたオスプレイが、日米政府が取り決めた運用ルールに違反して市街地上空を飛行したり、夜間飛行を繰り返しているとして「日米合意した安全確保策自体が、事実上有名無実化していると言わざるを得ない」と批判しています。
【国立市議会】では9月26日に、自民・公明などが反対するなか、共産・生活者ネット・社民・民主などの賛成多数で「意見書」を可決。「意見書」では「国立市は、横田基地の南東約10キロメートルに位置し、上空に横田基地を離着陸する航空路が通っています。オスプレイは、飛行モードとヘリモードの変換時に事故が多発しており、国立市上空で危険なモード変換を行う可能性があります」とオスプレイ配備の危険性に言及しています。
【清瀬市議会】では9月27日に、自民以外の賛成多数で「意見書」を可決。「意見書」ではオスプレイが配備されれば「米軍専用の横田空域は1都8県にまたがり、日本の人口の3分の1を占める首都圏の上空一帯がCV22の訓練空域として危険にさらされます」と指摘。「沖縄へのオスプレイ配備が問題であることは言うまでもなく、日本全国どこでもオスプレイの配備・訓練は許されません」と述べています。
【出典参考】2013年10月27日付け「しんぶん赤旗」首都圏版
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