原水爆禁止世界大会の詳細日程

昨日の当ブログでもお知らせしましたが、今年も8月初旬から8月6日「広島原爆の日」、8月9日「長崎原爆の日」を中心に、広島・長崎で「原水爆禁止世界大会」が行われます。
そこで、詳細日程をご案内することにします。（サイト管理者）

 

 

核兵器のない平和で公正な世界を
＜原水爆禁止2019年世界大会＞

 

８／３～５国際会議（広島）、８／５～６世界大会（広島）、８／７～９世界大会（長崎）

■国際会議　会場：広島市文化交流会館

8月3日(土)14：00～19：00 開会総会／全体会議
8月4日(日)  9：30～12：30 全体会議
　　　　　 14：00～18：00 分科会
8月5日(月)10：00～11：30 閉会総会

■世界大会―広島

8月5日(月)18：30～20：30 市民と海外代表の交流集会（広島市文化交流会館3階・銀河）
8月6日(火)13：00～15：30 ヒロシマデー集会 （広島県立総合体育館・グリーンアリーナ）

■世界大会―長崎

8月7日(水)15：30～18：00 開会総会（長崎市民会館体育館・文化ホール）
8月8日(木)  9：30～15：30 分科会、うごく分科会 （長崎市内各会場）
               13：00～16：00 フォーラム／沖縄特別集会（長崎市内各会場）
8月9日(金)10：30～13：00 閉会総会（長崎市民会館体育館・文化ホール）

 

＜原水爆禁止世界大会とは＞
　
1945年8月6日、9日－広島・長崎に原爆が投下され、２つの街が一瞬にして、「地獄」に突き落とされました。広島、長崎ではその年のうちに約21万人もの尊い命が奪われました。しかし、原爆を使用したアメリカは、広島・長崎への原爆被害が世界に伝わることを恐れ、厳しい報道管制をおこない、実態は日本国民にも、アメリカ国民をはじめ世界の人びとにも知らされませんでした。

　954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁でおこなった水爆実験によって日本国民は三度の原水爆による被害を受けました。ビキニ水爆被災事件をきっかけに、広島・長崎の被害、放射能による惨禍を広範な国民が知り、核兵器の廃絶を求める「原水爆禁止署名」が全国でとりくまれ、1年余で当時の有権者の過半数3400万に達しました｡

こうした原水爆禁止を求める大きな国民の声を背景に、1955年8月、広島で第1回原水爆禁止世界大会が、翌56年には、長崎で第2回原水爆禁止世界大会が開かれました。以来毎年、世界の人々と連帯して世界大会が開催されてきました。いまや核兵器廃絶は世界の大きな流れに発展しています。

■原水爆禁止日本協議会ホームページ　http://www.antiatom.org/

 

 

※９条改憲を許さず、憲法の平和・人権・民主主義が生かされる政治の実現を求める
「安倍９条改憲ＮＯ！憲法を生かす全国統一署名」（3000万人署名）にご協力を。
署名はこちら＝＞ ＝＞http://kaikenno.com/?p=1
（安倍９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）
■２０１８年５月３日「憲法集会」で４月末時点で１３５０万筆が集まったことが報告されました。引き続き３０００万筆目指して取り組ます。

※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
　核兵器のない世界の実現に向けて、
　あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
  ネット署名はこちら＝＞ http://hibakusha-appeal.net
  (「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
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「原水爆禁止2019年世界大会」成功をめざすとりくみに全力を

今年も原水爆禁止世界大会が数日後に迫っています。今回の大会はどのような情勢の下で、どのような意義があって開催されるのかを知るうえで、大会まで2ヵ月余り前のことではありますが、2019年5月23日に行われた原水爆禁止世界大会実行委員会第84回総会で採択されたアピール「原水爆禁止2019年世界大会成功をめざすとりくみに全力を」を転載させていただき、紹介することにします。また、明日の当ブログで大会日程等をご紹介します。（サイト管理者）

 

※以下、転載はじめ↓

 

【アピール】
原水爆禁止世界大会実行委員会第84回総会
2019年5月23日

 

＜原水爆禁止2019年世界大会成功をめざすとりくみに全力を＞
 

原水爆禁止2019年世界大会まで、あと2カ月余りとなりました。被爆75周年、核不拡散条約（NPT）発効50年のNPT再検討会議、そして核兵器禁止条約発効への動きが注目される 2020年を前に、今年の大会は、核兵器のない世界のための政府、公的機関、市民社会、草の根の運動の共同を広げ、「命あるうちに核兵器のない世界を」との被爆者の願いを実現する上で、極めて重要な大会となります。 私たちは、核兵器のない世界の実現を願う内外のみなさんに、この大会への支持・賛同を訴えます。そして、大会成功のために被爆者が訴える核兵器廃絶署名、平和行進など様々な行動に加わり、大会への参加や代表派遣の準備をただちに開始されるようよびかけます。
 
1946年1月、結成された国連の第一回総会は「各国の軍備からの原子兵器・大量破壊兵器の一掃」を戦後政治の第一の目標として決議し、1970年に発効した核不拡散条約は、「核軍備に割かれた膨大な資源を、平和、環境、開発、人間のニーズを満たす」ために転換することを決めました。核保有国や核大国が提供する「核の傘」に依存する勢力の抵抗にも拘らず、この流れはいまも世界の世論と国際政治の大勢として、前進しています。2017年7月、国連が被爆者や市民社会とも協力し、決定した核兵器禁止条約は、いま、加盟国の3分の2を超える国々に支持され、70カ国が署名し、批准国も23カ国に達しています。核保有国や「核の傘」の下にある国でも、核兵器禁止は市民社会の大きな支持を集めており、アメリカでは首都ワシントンや最大の州カリフォルニアの州議会でも、禁止条約への参加を勧告する決議が全会一致で採択されています。世界大会は、核兵器の廃絶を求める政府、国際機関、自治体などの公的機関、市民社会、草の根の運動が被爆者とともに、共同を築く場です。海外でもすでに、核兵器禁止を主導する政府、核実験被害者、NGOや草の根団体の中に2019年世界大会への強い期待が生まれています。また、ニューヨークでは国際平和ビューロー（IPB）やアメリカの平和運動 が、被爆国日本で生まれた原水爆禁止世界大会の目的と役割に共感し、2020年春、第10回NPT再検討会議に合わせ、核戦争阻止、核兵器禁止・廃絶、被爆者援護・連帯を目的に、市民社会と政府・公的機関にも呼びかけて原水爆禁止世界大会―ニューヨークを開催する動きも起こっています。私たちはこの提案を心から歓迎し、日本からも核兵器廃絶に賛同する団体が垣根を超えて、参加し、成功のために協力しなければなりません。
 
安倍政権は、唯一の被爆国の政府であるにもかかわらず、アメリカの「核の傘」の下で、改憲、軍拡、「戦争する国」づくりを進める一方で、核兵器禁止条約に反対し続けています。しかし、国民の間では、「ヒバクシャ国際署名」は941万5025人分、核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書を採択した自治体は、全体の二割を超える377に達しています。戦争法に反対する共闘が9条改憲阻止、辺野古新基地建設ストップ、原発ゼロ、朝鮮半島の非核化への連帯などに拡がり、国政レベルでも市民と野党の共闘が広がっています。2019年世界大会は、これらの運動と連帯し、全国の8割を占める非核自治体を含め、さらに広範な共同と連携を発展させる大会です。
 
大会前の残された70日、一日一日が大切です。7月には参議院議員選挙がたたかわれます。日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を 迫るきわめて重要な国政選挙です。2019年世界大会を成功させるために、以下の行動を独自に強めましょう。とりわけ大会参加者は、その活動の先頭に立つことをよびかけます。
 
 
◇ 大会のカギを握る代表派遣の準備をただちに開始しましょう。若い世代、高校生、大学生、女性をはじめすべての世代と階層にわたり、壮大な歴史的事業を担うのにふさわしいとりくみにしましょう。

◇ 代表を先頭に、ヒバクシャ国際署名、国民平和大行進、大会パンフを使った学習、被爆者訪問など大会成功のための行動を広げ、核兵器廃絶の世論を広げましょう。

 

 

 

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■２０１８年５月３日「憲法集会」で４月末時点で１３５０万筆が集まったことが報告されました。引き続き３０００万筆目指して取り組ます。

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「2019 平和のための埼玉の戦争展」に行ってきました

「YES PEACE 2019耳を傾け話しあうことから始めよう」を合言葉に、7月27日（土）から29日（月）の3日間、浦和駅西口前コルソ 7階ホールで「2019 平和のための埼玉の戦争展」が開催されています。
 
そこで、台風6号一過の28日（日）、会場をのぞいてみました。今年の展示は、いつもよりパネルが多く、高校生と思われる男女が大勢会場に来ていました。そっして、それぞれのパネルでその高校生に年配の解説員の担当の方が熱心に解説をしている姿が目立ちました。

 

太平洋戦争、朝鮮戦争、広島・長崎の原爆、ビキニ諸島での被ばく、そして埼玉県の空襲被害や埼玉県にある米軍と自衛隊の基地、沖縄の普天間や辺野古新基地建設問題など、多岐にわたって展示がすばらしかったです。

 

そこには、戦争はイヤだ、9条平和憲法を守って、二度と戦争をおこさせない思いが感じられました。

 

展示から、私たちの街・戸田市も昭和20年3月4日に空襲を受け、死者6名を出していること、5月27日にも空襲を受け、家屋が20戸消失していることを知りました。

そして戸田市が「平和都市宣言」を宣言していること、戸田市役所前に「平和母子像」があることが紹介されていました。

 

   

 

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７・２１「国民平和大行進 in 戸田」行われる

参院選投票日の７月２１日（日）１８：００から、「国民平和大行進　in　戸田」が戸田市役所前庭の「平和の母子像」前で開かれ、約６０名が参加しました。

 

雨が続いていた７月ですが、この日は、湿度が高かったものの曇りで、雨にはあいませんでした。

パレード前の集会では、戸田原水協の花井正幸代表が挨拶し、今年は長崎大会に参加するとの報告がありました。

 

また、今年１１月２３日～２６日にはローマ法王フランシスコが初めて被爆地の広島と長崎を訪問する予定であることなどの報告がありました。

集会では、昨年、戸田市から広島世界大会に参加した小沢和実さん（当時高校生）から昨年の広島大会に参加した感想などが報告されました。

 

参加団体から平和委員会の山岡小麦さんが、今年も８月６日、９日、１５日に市内６つの寺院で「平和の鐘つき」が行われること、８月２６日～９月６日に戸田市役所１階東側ロビーで「原爆パネル展」が行われることが報告されました。

 

また、主催者から、戸田市の菅原文仁市長が「ヒバクシャ国際署名」に署名していただいたこと、国民平和大行進のペナントにサインをいただいたことが報告され、参加者から拍手が送られました。

 

集会終了後、１８：３０から参加者は「なくそう核兵器、いかそう９条　２０１９年原水爆禁止国民平和大行進（北海道→東京）」と書かれた横断幕を掲げ、「核兵器なくそう」「ノーモア広島、ノーモア長崎、ノーモアウォー」などとコールしながら市内をパレードしました。

 

   

 

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参院選挙後の国民の世論調査――9条改憲に「反対」５６％

参院選挙で争点だった安倍9条改憲の是非について、参院選挙後の国民の態度はどうか、このほど「共同通信」が実施した「世論調査」について2019年7月23日配信「共同通信」より記事を転載させていただき、紹介することにします。（サイト管理者）

 

※以下、転載はじめ↓

 

 

＜安倍政権下の改憲反対56％　3分の2割れ29％が評価＞

 

参院選の結果を受けて共同通信社が（7月）22、23両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、安倍晋三首相の下での憲法改正に「反対」との回答は56.0％で、「賛成」の32.2％を上回った。

 

安倍政権下の改憲に賛同する勢力が3分の2の議席を割り込んだことについて「よかった」との答えは29.8％だった。「よくなかった」12.2％、「どちらともいえない」56.2％だった。

 

安倍内閣の支持率は48.6％で、6月の前回調査の47.6％から1.0ポイント増えた。不支持率は38.2％。公的年金制度について「信頼できない」は64.9％、「信頼できる」は29.2％だった。

 

【出典】2019年7月23日配信「共同通信」

 

 

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