とだ九条の会blog

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憲法解釈見直しによる「集団的自衛権の行使」容認―安倍首相が夏頃に「閣議決定」目指す考え

2014年02月28日 | 国際・政治
政府は2月21日、「集団的自衛権の行使」を可能にする憲法解釈の見直しについて、現在開かれている通常国会で重要法案の審議を終えた後、夏頃に新たな解釈の「閣議決定」を目指す方針を固めました。

決定が遅くなれば、自衛隊と米軍の役割分担を定めた「日米防衛協力の指針(ガイドライン)」の17年ぶりの改定作業や、国民からの理解を得る面でマイナスが大きいと判断したからです。

安倍首相は、有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が4月にも報告書を提出した後、内閣法制局を含む政府内での検討と、解釈見直しに慎重な与党・公明党との協議の両方を経て、政府解釈を「閣議決定」する意向を表明しています。

政府が「閣議決定」を夏頃に行う方針であるのは、日米両政府がガイドライン改定を今年末までに行うと合意しており、改定内容に大きな影響を与える「集団的自衛権の行使」に関する憲法解釈の見直しをこれ以上は先送りできないとしているためです。


【出典参考】2014年2月22日配信「読売新聞」


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籾井NHK会長「失言したのでしょうか」と経営委員会で発言

2014年02月27日 | 国際・政治
会長就任会見で従軍慰安婦について「どこの国にもあった」などと政治的中立性を疑われる発言が問題になっている籾井勝人・NHK会長は、2月12日に開かれたNHK経営委員会で、「私は大変な失言をしたのでしょうか」と述べ、発言自体には問題がないとの認識を示していたことが、25日以降に公開予定の経営委員会の議事録案の概要から判明しました。

籾井氏の就任会見後、NHKには1万件超の批判的な意見が視聴者から寄せられています。

今回の経営委での籾井氏会長の発言は、「個人的な意見」と撤回した発言を再び“撤回”したととられかねず、関係者からは「反省していない」との批判が再燃しています。

籾井会長は、美馬のゆり委員に発言問題の収拾策を問われて、「私的意見を会見で述べたことは大変申し訳ない」と陳謝しつつ、「私の発言の真意とはほど遠い報道がなされている。会見録を通読して欲しい」と強調。美馬氏が既読だと応じると、「それでもなおかつ私は大変な失言をしたのでしょうか」と述べたといいます。

反省の色は全くなく。自身の発言を肯定していたと受け取られかねない異常事態に、視聴者から批判が高まるだけでなく、NHK会長に“お友だち”を据えた安倍晋三首相の任命責任を追及する声が再び国会で強まるのは必至です。

籾井会長の発言に対し、美馬氏が「発言がどうだったかではなく、今後組織としてどう対応していくのかを聞いている」と再質問すると、籾井氏は「放送で信頼を回復していくことが長い目で見た方向。営業の収入減は、営業でカバーするのが一番の方法。対策をどうするかは、正直よくわかりません」と発言したということです。

また、籾井氏は就任初日に理事らに「あなた方は前の会長が選んだ。今後の人事は私のやり方でやる」という趣旨の発言をし、辞表を預けるよう出席者に求めていたことも明らかになっています。会長の人事権を強調しており、とんだ“パワハラ”ぶりも問題になりそうだとの声も聞かれます。


【出典参考】2014年2月23日配信「朝日新聞」、「スポニチ」


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安倍政権の「官房機密費」1年2カ月で約17億円―使途不明 

2014年02月26日 | 国際・政治
菅義偉官房長官は2月21日の衆院内閣委員会で、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員の質問への答弁で、安倍政権の官房機密費が約17億円になったことを明らかにしました。

これは2012年12月の第2次安倍政権発足から現時点までの約1年2カ月間で、国庫から支出した内閣官房報償費(機密費)を明らかにしたもの。その額は約16億9千万円に上りました。このうち官房長官が取り扱った機密費は約14億3千万円との説明でしたが、菅官房長官は、具体的な使途は明らかにしませんでした。


【出典参考】2014年2月21日配信「共同通信」


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「アンネの日記」破損相次ぎ発覚

2014年02月25日 | 国際・政治
東京都内の公立図書館が所蔵する「アンネの日記」が破られているのが相次いで見つかった問題で、杉並区や中野区など少なくとも五つの区の31館で計265冊が被害に遭っていたことが21日、23区の区立図書館で構成する特別区図書館長会への取材で分かりました。



<「アンネの日記」関連本破損、東京の3市5区で294冊被害>


東京都内の公立図書館で世界的ベストセラー「アンネの日記」と関連図書が相次いで破られた問題で、2月21日現在の被害は都西部の3市5区で計294冊に上ることが分かりました。
各自治体は器物損壊容疑などの被害届を警視庁に提出しました。

また、ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は20日、「衝撃と深い懸念」を表明。捜査と実行者の特定を求める声明を発表しました。

菅官房長官も21日、「わが国として受け入れられるものではなく、極めて遺憾なことであり、恥ずべきことだ」と非難しました。


被害が確認されたのは杉並区の11館119冊、中野区の5館54冊、練馬区の9館41冊、新宿区の3館39冊、豊島区の3館12冊、武蔵野市の2館9冊、西東京市の3館10冊、東久留米市の3館10冊の3市5区で計294冊。
一方、被害が確認されていない都立中央図書館(港区)と都立多摩図書館(立川市)は、21日から「アンネの日記」の開架をやめ、希望者の申告に応じて閲覧させることにしたということです。

杉並区によると、2月3日に隣接する練馬区から破損被害の連絡を受けて調査した際には被害を確認できなかったといいます。しかし、6日に「特別区図書館長会」から注意喚起があり、再調査したところ11館で相次いで被害が判明しました。被害は一般書、児童書、外国語本など多岐にわたり、いずれも一部のページがちぎり取るような形でなくなっていました。貸し出した本は返却時に点検するため、館内での閲覧時に破られた可能性があるということです。

また、豊島区では昨年2月と5月に計7冊の破損を発見。今年1月下旬以降に、新たに5冊の破損が見つかりました。西東京市では先月22日に図書館利用者からの指摘で破損が発覚しました。

22日、武蔵野市などで新たに破損が判明し、これまでに3市5区の38館で合計306冊の被害が判明しました。



<「アンネの日記」関連本破損で加害者特定を―米ユダヤ系団体「声明」発表>


東京都内の複数の図書館で「アンネの日記」の関連図書が破られた器物損壊事件で、米ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は2月20日、日本当局に加害者を特定し対処するよう求める声明を発表しました。

声明では、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲になった著者のユダヤ人少女、アンネ・フランクが日本で親しまれていることに理解を示したうえで、事件は「偏見と憎悪に満ちた」一部人間の行為と指摘。そのうえで「(アンネは)ホロコーストで犠牲になったユダヤ人の子供150万人の中で最も知られた代表であり、その記憶を侮辱する組織的計画だ」と述べました。

ニューヨークに本部を置くユダヤ系のインターネットニュース「タブレット・マガジン」もアンネの写真入りでこの事件を報道しました。


【出典参考】2014年2月21日、22日配信「毎日新聞社」


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「映画人九条の会」が2・26講演会―「自衛隊協力映画」の急増をどう考えるか

2014年02月24日 | 国際・政治
「映画人九条の会」から、2月26日(水)の夜、東京・文京区で講演会―「自衛隊協力映画」の急増をどう考えるか─を実施すると案内がきました。

それによると、安倍首相の肝いりでNHKの経営委員入りした百田尚樹氏が、右翼的な暴言を連発して批判を浴びていますが、その百田氏の小説を原作にした映画「永遠の0」が今、大ヒットしているとしています。この映画は、もちろん自衛隊の全面協力によつ映画だそうです。

今回の講演会は、講師に須藤遙子(すどうのりこ)先生。この「永遠の0」についても言及するそうです。
「映画人九条の会」の会員や安倍政権の改憲策動に危機感を感じている方々だけでなく、映画関係者、映画愛好者にとっても必聴の講演会だと思います。「映画人九条の会」では、ぜひともご参加くださいと呼びかけています。

    

<「映画人九条の会」2・26講演会>
  
「自衛隊協力映画」の急増をどう考えるか

日時:2014年2月26日(水) 18:50~20:40
会場:東京・文京シビックセンター4階・シルバーホール

講師:須藤遙子(愛知県立芸術大学非常勤講師/大月書店「自衛隊協力映画」著者)

参加費:800円(資料代含む)

主催:映画人九条の会(後援/映演労連)


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