核兵器廃絶を求めて署名活動などを行う「高校生平和大使」で2006年に第9代平和大使を務めた大川史織さん(30歳、神奈川県出身)が初監督として制作した、太平洋戦争中に南方で亡くなった日本兵を題材に戦争の悲劇を伝えるドキュメンタリー映画「タリナイ」の先行上映会が、平和大使の活動が20年前に始まった長崎市で9月22日に開かれました。長崎県保険医協会の主催でした。
映画の舞台は、アジア・太平洋戦争で旧日本軍の勢力圏であり約2万人の兵士が命を落とした南太平洋・マーシャル諸島。
終戦間近の1945年4月、1人の日本兵がそこで亡くなり、数時間前まで書いていた日記と遺言が、奇跡的に生き残った戦友から戦後、遺族のもとに届けられました。
2016年4月、その日本兵の息子(74歳)が日記を手掛かりとして、父の最期の地をめぐる慰霊の旅に出るのですが、それに大川さんが同行し、映画化したものです
「タリナイ」は現地語で「戦争」という意味。
大川さんは大学卒業後にマーシャル諸島に移住し、映画の制作を進めていたということです。
上映後、鑑賞した人たちが感想を語りました。「静かな中に戦争への怒りを感じる」。大川さんは、高校生の頃の「署名活動あっての」映画だと、しみじみ語ります。平和への小さな一歩-という思いで街頭に立った日が、この日の映画完成につながっていました。
監督は大川史織さん、プロデューサーは藤岡みなみさん。
【出典参考】2018年9月21日配信「長崎新聞」
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