昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

詩歌(25)地球は生きている!

2019-03-19 02:23:58 | 詩歌
 怒り狂う海流
 地鳴りする大地
 噴煙を上げる活火山
 
 地球は生きている!
 そして、攪拌されながら生まれ変わる!

 生きとし生けるものも地球のエネルギーの中で生まれ変わる!
 
 そんな地球(自然)と共生することこそ、人類の喜び



エッセイ(509)突然パソコンが喋り出した!

2019-03-18 04:56:33 | エッセイ
 ある日突然パソコンが喋り出した!
 止めようにも方法がわからない。
 パソコンを開いている間ずーっとしゃべっている。
 「インターネットエクスプローラーを開いています」とか・・・。

 囲碁をやろうとパンダネットを開いたら
 「囲碁をやるならパンダネット! 今、誰それさんと対局が始まりました」
 「あなたは負けました」とか、うるさくてしょうがない。
 気になって集中できない。

 友人に訊いてみると、「何かが降りてきて操作しているんだ」と言う。
 不気味だ。AIに乗っ取られたのか?
 

 それがとつぜん、今日はしゃべらなくなった。
 調べてみると<ナレーター機能>のショートカットを知らずに押してしまったらしい。

 ともかく普通の状態に戻ってホッとしている。           


三鷹通信(333)大久保喬樹講師からのメール

2019-03-17 10:23:38 | 三鷹通信
 「下記の内容につき不都合な表現がありましたらご指摘ください」という小生のメールに対し、大久保先生から下記のようなご丁重なご返信を頂きました。

 「丁寧なご感想ありがとうございました。時事問題から文明論まで幅広い関心を示されているご様子に脱帽しました。文明論的SFまで手がけておられるのですね。
  今回の市民大学では皆様の積極的な運営に感心いたしました。三鷹の市民文化はレベルが高いですね。」


 昨日は、三鷹市民大学・日本の文化コース、メイン講師の大久保喬樹東京女子大学名誉教授の最終講義と食事をしながらの懇談があった。
 
 最終講義は、先生の大好きな文化人類学者レヴィ・ストロースが取り上げられた。
 *ポストモダン(フランス革命の後、19~20世紀前半、文明の転換期)に当り、彼は思想界に衝撃的な影響を与えた。
 *ヒントになったのは未開民族アマゾンの裸族との体験だった。『悲しき熱帯』
 *西洋近代文明の<人間中心>に対し<自然の摂理・環境の保護>を訴えた。『野生の思考』
 *1977年より来日、日本文化調査(労働観、食、芸術)を行っている。
 *西欧の<神教文化=自己中心>に対し、日本の<自然の一部としての自己>を評価。

 *<労働観>に関しては西欧では<神から与えられた罰>と捉えるのに対し日本では<自然からの恩恵>と捉える。

 *象徴的なのは、レヴィストロースはユダヤ人であるが、ダビデの神殿よりは天の岩戸に感動を受けたということだ。

 *西欧文明(キリスト)は排他的で、それまでの文明を排除することで成り立っているが、日本文明はそれら原始から続く人間文明を柔軟に取り入れるという柔軟性、連続性がある。

 *この日本の文化コースの趣旨は「現在では、近代西欧型文明が行き詰まりをみせており、それに代わる新たな文明のあり方が模索されています。今こそ、日本人固有心情や日本文化の特質を考えることで、改めて大きなヒントを一緒に探してみませんか!」です。
 
 *私事で恐縮ですが、ママとレロレロしかしゃべれない超難病の少女が東日本大震災で大変身し、自然界からの使者として、「傲慢な人類は自然界の癌だ」という趣旨の「レロレロ姫の警告」という本を4年前に出版しました。
 アマゾンで高評価いただいたこともあり、続編「還って来たレロレロ姫」の出版を目論んでいます。

 *ピエール・ロチェの「お菊さん」から始まり、今回のレヴィ・ストロースで締められた一連の講義で小生は大きなヒントを頂いた気がします。本当にありがとうございます。
 「昭和のマロ」こと大澤 隆


エッセイ(508)ピエール瀧容疑者の作品までフタをしていいのだろうか?

2019-03-15 09:04:02 | エッセイ
 ミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。
 彼は、NHKに貢献大ということで今年の紅白内定していたといわれているが、取り消しされたそうだ。
 ただ、出演した作品にまでフタをするのはいかがなものか。         
 朝ドラの「あまちゃん」など彼が出演していた作品は見られなくなった。

 大河ドラマの「いだてん」も出演シーンはカットだれるそうだ。
 昨日このブログで取り上げた太宰治は、当時は合法だったとはいえ、覚せい剤の常習者だったが、その作品にフタをしようという考えはうかばないだろう。

 本人の違法性と作品の魅力は分けて考えるべきだと、今日の朝日新聞の天声人語で述べられているが、ボクも同感だ。



三鷹通信(331)三鷹市と太宰治

2019-03-14 06:30:05 | 三鷹通信
 NHKテレビで三鷹市が取り上げられた。
 東京都の西部に位置し、交通の要衝。文化の香る街、三鷹市。
 見るべき観光資源は、国立天文台や古民家と幅広い。

 しかし、なんと言っても、三鷹市と言えば太宰治である。          
 彼は青森の富豪の家に生まれたが、戦後三鷹市に住み、
 家族も持ったが、虚無的・頽廃的な作品を生み出す。
 そし愛人と自殺。

 
 彼が入水した玉川上水は当時、<人喰い川>と恐れられたが、今は水量も少なくとてもそんな川には思えない。
 彼の自宅にあった百日紅は今では<太宰治賞>を選考する近くの<井心亭>に移植されている。
  
 玉川上水に沿って歩く歩道<風の道>は、市民の格好の散歩道である。 

            



エッセイ(507)刈谷珈琲店で囲碁挑戦

2019-03-13 06:23:29 | エッセイ
 昨日は刈谷珈琲店で火曜日恒例の囲碁会があるというので、初めて参加することにした。        
 少し遅れて、10時半過ぎ店先に到着。OFFの看板が下がっている。一瞬えっと思ったが、そうか、囲碁仲間専用デイなのだ。

 ドアを開けると、おっ、やってる、やってる。
「なんでこうなるの? 隅を全部取られちゃ負けよね・・・」と明るいおばさんの声。
「いらっしゃいませ。お待ちしていました」マスターから声をかけられる。そしてブレンドコーヒーをサーブされた。
「ちょうど終わったところですから、Kさんと対戦していただきましょう」
 
 お相手は3段ということで、2段のボクは先でお願いする。
「最近実戦していないものですから・・・」とか言い訳しながら開始。隅にこだわった碁になった。こんな感じかな。
 この後、白に好点に打たれ、中央に大きく囲われてしまった。
 中に地を作れれば・・・、と踏み込んだが、結局失敗。大敗してしまった。
 「一線を這うような碁はダメですね・・・」
  次の予定があったので、チャレンジは次回にと失礼した。

「このところ、忘れ物が多くて・・・」言いながら外に出る。
「あっ!忘れてるコーヒー代を」
 そして、AOKI三鷹店でトイレを借りるはめになった。
 ・・・これも忘れていた。

 自分のバカさ加減を実感した一日でした。


エッセイ(506)3.11を忘れない!

2019-03-11 05:07:00 | エッセイ
 東日本大震災が発祥してからちょうど8年目。

 ─ 3.11を忘れない ─

 おかあさん、どこに行ったのおかあさん
 海に向かって叫ぶあなた
 玉となって頬を伝う涙

 それを見つめるわたしの目にも涙
 何の虚飾もないピュアな涙
 あの荒れ狂った波は凪いで静まり返っている
 陽さえ燦々と降り注いでいる

 
 おかあさん! どこへ行ったのおかあさん!
 あなたの声が虚しく響く
 わたしの胸がドクドクと脈を打つ
 
 ヒトの驕りを質す自然の怒り!
 事実は事実として 今はピュアな涙を流そう

 *ボクはママとレロレロしかしゃべれない、超難病の少女が大震災の時、大変身した「レロレロ姫の警告」
を出版した。

 そして今、熊本大震災に乗じて自然界から戻って来た姫の続編「還って来たレロレロ姫」を執筆中である。

 「人類は自然界の癌よ」と誹られた、今や中学生に成長した三島くんはどう対応するか?               








三鷹通信(330)日本の文化・移入と受容「和漢をつなぐ雪舟の水墨画」

2019-03-10 11:03:17 | 三鷹通信
  3月8日(金)は、三鷹市民大学・日本の文化コース、「日本の文化:移入と受容・・・和漢をつなぐ雪舟の水墨画」         

 講師:長尾 新(あらた) 学習院大学文学部教授
 
 *「日本画と洋画」そもそも外国には自国名を冠した絵画というものはない。(・・・イタリア画とか・・・)

 *日本の文化は対外国という捉え方をする。(欧米とか中国を意識して・・・こういった相対化は外国にはない)
 *そもそも日本古来の文化的遺産は縄文土器に見られるだけで、弥生式土器にはすでに外国の影響がうかがわれる。
 *日本列島は外国文化の吹き溜まりで、世界の博覧会場と言われるくらいである。
 *しかし、 外国文化の影響の中、日本らしさを追求してきた。
  (平仮名文化<とか、茶の湯とか・・・)
 *雪舟は、中国へ留学して実地にいろいろと学んできたが、その作風は独自の日本風のものである。
 *絵画は古来の<和漢>から、明治時代以降は<和洋>へと展開。

 日本文化は、外国から諸々を呑み込み咀嚼して独自のものを生み出すという、ある意味これからの人類の歩むべき道を示している。
 


エッセイ(505)金正恩帰国、もう一度トランプと会いたいと表明!

2019-03-08 07:31:04 | エッセイ
 3月5日、ベトナムでの第2回米朝首脳会談を終えた金正恩は、中国に寄ることもなく帰国した。
 そして、AP通信によれば、彼はもう一度トランプ大統領に会いたいと述べたそうだ。

 3月2日のこのブログでも述べたように、トランプ米大統領そして、文韓国大統領、日本の安倍首相は、金正恩を取り込み、その信頼関係をテコに、あくまでも「新・東アジア安全保障体制」を構築する努力をするべきである。 
 

 ・・・おそらく水面下では画策されているものと信じるが、朝鮮半島は統一され、日韓による経済援助が促され、念願の拉致問題を解決させ、東アジアにおける米・中・ロによる核抑止力による新たなパワーポリテクスが構築されることになる。・・・
  

 その上で、今後の人類永遠の課題である<核廃絶>に向けて前進すべきと思うが。皆さんのご意見を問う!
           



エッセイ(504)春の気配・紅梅・白梅

2019-03-06 05:05:36 | エッセイ
 一昨日の鬱陶しい雨から一転、昨日は晴天の温かい一日でした。
 先輩とお会いするために青葉珈琲店までおよそ1キロの道のりを歩きました。
 紅梅、白梅が真っ盛りで、春の訪れを感じました。
     

 先輩はスパゲッティカルボナーラを時間をかけて咀嚼され、立教大学に進まれた孫娘さんがイギリスのケンブリッジへ留学されたことを嬉しそうに語られました。
 そして、ご自分のイギリス駐在の頃のことを・・・。

 
 青葉珈琲店は女子会でしょうか、沢山の女性でにぎやかでしたが・・・。

 ボクは久しぶりで、暖かくゆったりとしたひと時を過ごしました。