昨日は三鷹第一小学校のスマイルクラブ、囲碁教室だった。
第一部は小学校3年生の初級クラス。
でも、始まる前にちょっとした異変が!
なんと、いつもの2階の算数教室前にボランティアリーダーのA氏とスマイルクラブのお母さんが困った顔で立っている。
「どうしたんですか?」
「いつもの算数教室が別の授業に使われることになって、別な教室を当たってもらっているんです」
「・・・」
そのうち、当たっていてくれたスマイルクラブのもうひとりのお母さんが戻ってきた。
「4階の多目的教室になりました。生徒たちにも教室が変更になったことを伝えてきます」
・・・急に変わっちゃうこともあるんだ・・・
というわけで、開始時間が遅れ、参加者も前回より少なかった。
先に現れた生徒が手持無沙汰だ。
「宿題やっちゃおうと」
鞄を開けて宿題ノートを取り出し、宿題をやり出した。
算数の計算だ。前のページには丸がたくさんついている。
「すごいね。3年生で掛け算やるんだ?」
「ぼく、計算得意なんだ。割り算はまだ始まったばかりだけど・・・」
・・・空き時間を利用して宿題を片づけるなんて、なかなかのもんだ・・・
前回より人数は少なかったけど、囲碁初級クラスが始まった。
前回に続いて、ごく初歩のルールを再確認する。
「囲碁は地を取り合うゲームですね。さあ、この盤面では白と黒それぞれ何目かな?」
「ハイ、ハイ!」
勢いよく手があがる。
「黒は27目です」
「正解!」
次にかの算数得意少年が答えた。
「白は30目です」
「うん?」「違うよ!」「29目じゃん!」
みんなから異議の声が上がる。
「そうだね、29目が正解だね。ちょっと間違えちゃったね」
なんと、算数得意少年の目から涙がにじんでいる。
・・・得意の鼻をへし折られて悔しいんだ・・・
次の課題は、「白石があたりになっています。黒石をどこに打ったら取れるでしょうか?」
「ハイ、ハイ!」
また勢いよく手があがる。
・・・算数得意少年の名誉を挽回しなければ・・・
手は上がらなかったが、彼を指名した。
彼はもじもじと黒板に向かった。
「正解です!」
みんなから拍手が起きた。
こうして彼の名誉は挽回され笑顔になった。
<好奇心コーナー>
スゴイですね、高度50メートルの空中レストラン
第一部は小学校3年生の初級クラス。
でも、始まる前にちょっとした異変が!
なんと、いつもの2階の算数教室前にボランティアリーダーのA氏とスマイルクラブのお母さんが困った顔で立っている。
「どうしたんですか?」
「いつもの算数教室が別の授業に使われることになって、別な教室を当たってもらっているんです」
「・・・」
そのうち、当たっていてくれたスマイルクラブのもうひとりのお母さんが戻ってきた。
「4階の多目的教室になりました。生徒たちにも教室が変更になったことを伝えてきます」
・・・急に変わっちゃうこともあるんだ・・・
というわけで、開始時間が遅れ、参加者も前回より少なかった。
先に現れた生徒が手持無沙汰だ。
「宿題やっちゃおうと」
鞄を開けて宿題ノートを取り出し、宿題をやり出した。
算数の計算だ。前のページには丸がたくさんついている。
「すごいね。3年生で掛け算やるんだ?」
「ぼく、計算得意なんだ。割り算はまだ始まったばかりだけど・・・」
・・・空き時間を利用して宿題を片づけるなんて、なかなかのもんだ・・・
前回より人数は少なかったけど、囲碁初級クラスが始まった。
前回に続いて、ごく初歩のルールを再確認する。
「囲碁は地を取り合うゲームですね。さあ、この盤面では白と黒それぞれ何目かな?」
「ハイ、ハイ!」
勢いよく手があがる。
「黒は27目です」
「正解!」
次にかの算数得意少年が答えた。
「白は30目です」
「うん?」「違うよ!」「29目じゃん!」
みんなから異議の声が上がる。
「そうだね、29目が正解だね。ちょっと間違えちゃったね」
なんと、算数得意少年の目から涙がにじんでいる。
・・・得意の鼻をへし折られて悔しいんだ・・・
次の課題は、「白石があたりになっています。黒石をどこに打ったら取れるでしょうか?」
「ハイ、ハイ!」
また勢いよく手があがる。
・・・算数得意少年の名誉を挽回しなければ・・・
手は上がらなかったが、彼を指名した。
彼はもじもじと黒板に向かった。
「正解です!」
みんなから拍手が起きた。
こうして彼の名誉は挽回され笑顔になった。
<好奇心コーナー>
スゴイですね、高度50メートルの空中レストラン