エッセイ（２３３）スエーデンの想い出

　スエーデン・ストックホルムでノーベル賞授賞式が行われた。
　
　

　スエーデンというと、あの頃を思い出す。
　

　

　

　昨日家内の母親が93歳の生涯を閉じた。
　夫を戦争で亡くし、幼い娘(家内）を連れて満州から帰国し、70歳ころまでずーっと働いて来た。
　満鉄秘書課で働いていた華やかな時代を語るのが好きだった。
　
　満鉄のマドンナと呼ばれた素敵な女性だ。
　いろいろな面で家族に迷惑をかけたボクの唯一の理解者だった。
　ご冥福をお祈りいたします。