昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(141)ブログ開設して4年半、新たな気持ちで

2012-10-26 05:35:26 | エッセイ
 いつも、このブログを訪れていただいてありがとうございます。
 開設して4年半、ほぼ毎日アップしていますが、日々訪問者が増えているのが支えとなっています。
 昭和に生きてきた経験談や最近の世相に対する感想などを綴っているわけですが、ベースになっているのは三本の小説です。

<昭和のマロの憂鬱>
 昭和の高度経済成長期に、家庭教師をしていた縁で小さな商社に入社した主人公は、異質なタイプからマロと揶揄され社内の人間関係に馴染めない。
 また、仕事の面でもお客におもねる、いけいけどんどんのやり方に疑問を感じる。
 たまたま経済が停滞期に入り、過剰な在庫が問題になってその解決を託される。
 唯一彼を評価してくれていた社長の後押しもあってこれを成功させる。
 その恩典として、彼は社長に随行して世界の先進国を観る機会を与えられ、これからの会社経営のヒントも得て帰国したが・・・。

<仮面のツアー>
 主人公は小さな商社の真面目な新進気鋭の役員として評価されている。
 しかし、実力者の専務にけしかけられて部下の女性と付き合ったのが事の始まりだった。
 妻から疑われるようになり、心配した彼らの仲人である社長が、十日間のイタリア旅行をプレゼントして修復を計らせる。
 ところがそのツアーの添乗員は、主人公が人間ドッグで見初めた魅力ある女性だった。   
 さて、イタリア旅行の中で何が起きるのだろうか・・・

<ハザマ・トレーディング>
 主人公は知り合いが社長の貿易商社に入社した。
 戦後我が国はまだソ連や中国などの共産圏と国交のないころ、大商社はそれらと取引が出来なかった。
 その隙間を狙って存在したのが共産圏専門商社だった。
 100人余りの小さな会社にしては、大商社のような多岐にわたる品目を扱っていた。
 木材や魚の輸入、鉄鋼や機械、電気製品、タンカーの輸出までも手がけていた。
 主人公はここで貴重な経験をすることになる。

 さらに何かに急かされるような思いで、先にも書いた小説を書き直して、4本目の小説として掲載するつもりです。
<レロレロ姫の警告>
 難病で生まれた少女が、自然界から派遣されたスーパー少女として変身し、最近、人類という生き物が自然界の摂理から逸脱して、身勝手な行動を取るようになったことを指摘、自らの自滅を速めていることを警告する物語です。
 人間界代表のスーパー少年と対決させる場面も構想中です。

 この作品は制作過程でいろいろな方、プロ作家とか、プロの編集者にも読んでいただき貴重なご意見を頂きました。
 さらに書き直しながら明日からまた掲載させていただきます。
 このブログを訪れるみなさまのお眼を汚すことになるわけですが、よろしくお願いいたします。