みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

日記080319

2008年03月19日 | 日記
たまには日記も書くことにする。

朝、玄関を出たところで、男子小学生高学年?中学生?の一群から、「おはようございます!」と声を掛けられる。
この年代の少年たちから挨拶を受けるのは、生まれて初めてのこと。少し驚きながら「おはようございます!」と返す。清々しい気分になる。

昼、いつものランチのお勘定で、店員さんが話し掛けてくる。
「手品を見せてくれるお客さんがいるんです・・・。」云々、どうも要領を得ないもわもわとした話。
妙齢の女性から話しかけられるのは非常に珍しい。店員さんにつられて自分の頭も「もわもわ」しつつ、それでも、なんだか嬉しくなる。

昼過ぎ、今のプロジェクトで、やむなく関わりを持つことになった、相手側システムの担当者から、爆弾メールが飛んでくる。
この方、相手の気持ちを思い遣るということが、まるで無く、自分が世界の中心だと誤解しているように見受けられる、かなり困った人。どうして、こう、絶妙に火に油を注ぐ文面をしつらえることができるのか!驚き呆れつつ、読むほどに、じわじわと怒り物質が頭に充満してくるのが分かる。

あ~あ、穏やかに生きることを信条としているのに・・・。

「いかん、怒ったら負けだぞ!」と気持ちを鎮めていると、同じメールを読んだ同僚が、猛烈に怒って、そらみみさんどうします?とにじり寄って来る。
その彼の瞬間湯沸かし機ぶりが、あまりに見事なので、思わず、噴出しそうになる。
怒りと、笑いは、共存できることを発見する。気持ちもなんだか、鎮まる。

夜、帰宅時の電車の中、読んでる本(絲山 秋子著「袋小路の男」)が、なかなかいい感じ。
いい子ぶってない、ありのままの登場人物が良い。どうしようもなく惹かれる気持ち、世の中にはそういう感情があることを思い出す。
疲れが少し取れて、穏やかな気持ちになる。

今日はそんな一日。

袋小路の男 (講談社文庫 い 113-2)
絲山 秋子
講談社

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(写真)今年もヒヤシンス姫がやってきた。
コメント
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