みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

美しい字について思うこと

2008年03月05日 | 芸事全般
少し前、テレビを見ていたら、書道の番組だった。
偉い書家の先生が、すっすっす~と筆を運んでゆく。体全体でリズムに乗って描いてゆく。その様子を見ていると、すべからく、芸というものは、無駄な力を抜いて、脱力して自然であることが、基本であるのだなと思った。
日展で書を眺めても、ゆわゆら揺れる、たゆたう筆の軌跡が、なんとも言えず艶かしく感じたのだった。

ということで、美しい字に惹かれて、ペン字を練習してみたりする。自分の字、もう少し何とかならんのかな?と常日頃思うところでもあったので。

イメージトレーニングとしては、書家の先生のような、脱力して、すっすっす~と書くのを目指そう。(ペン字と書道ではまるで違うかもしれないけど・・・)
ピアノの経験からすると、何回も弾いて、ほとんど無意識で弾けるぐらい曲を手に馴染ませた状態、その状態まで字を書く動作を手に覚えこませれば、勝算はあるのではないか?と思ったりする。

お手本の字を観察していると、ひらがなって、本当に、美しい形をしているなと思う。微妙なふくらみが魅惑的で、本当に見事な造形、オブジェだなあと思う。

そう言えば、眠りに就く前に、字を練習するのは、気分が落ち着いて、気持ちよく眠りに入っていけるような・・・。気のせいかな?

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コメント (2)
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