みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

霧のロンドン~牧野義雄~豊田市美術館~クリムト~篤姫

2008年03月22日 | 絵・写真・美術館
一昨日、牧野義雄展に行く。
昔の愛知県挙母町、今の豊田市の画家だそうだ。
100年前、英国で霧のロンドンを描き、たいへん人気を博したとのこと。

細やかに描かれた淡い水彩。
まるでノクターンの雰囲気。
しっとりとしたロンドンの霧が、詩情豊かで、惹き込まれる。

嗚呼憧れのロンドン?であるなあ。
会期終了間近なので、ご興味をもたれた方、お見逃しなく。


ピカデリー・サーカスの夜景


バッキンガム宮殿の夕暮れ


雨の日のスローン・スクエア


会場の豊田市美術館は、施設全体が自体がよく吟味された空間芸術だなと思った。
意匠をこらした建築空間ですね。











他、常設展?で見られたムンクの素描?「接吻」「魅惑」。素晴らしく本質が描かれていると感心。
クリムトは、なるほど、独特の華やいだ世界だなあと思う。

とてもお勧めの場所ですね。

クリムトと言えば、今年のNHK大河ドラマの篤姫のオープニングが、クリムト的な華やいだ美しさで、かなり、気に入っているのでした。字の入っていないバージョンがあるといいのに・・・。
コメント (2)
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