たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

高砂市平成26年度予算承認に思う

2014-03-26 06:18:02 | 考え方

概要:高砂市議会3月定例会終了。平成26年度高砂市予算成立に思う。「承認が前提?」

解説)3月25日(火)、朝は6時~助っ人(1人)を伴って山陽電鉄高砂駅にて「たかお治久後援会会報(NO.13)」配布。200枚弱は配れたと思いますが、先般の山陽曽根駅同様、「何となく人の数が減っている感じがしますね~」との会話。そんな風に感じる昨今の通勤・通学風景です。

さて、予算が成立しました。市長をはじめとした行政当局側の方々は、承認されるものとは思っているものの、やはり承認されれば安堵するのが正直な気持ちではないでしょうか。とにかく「お疲れ様」でした。

何故「お疲れ様」なのか?それは、承認されるという(議会に認めさせるという)ハードルを越えるまで、様々な資料要求に対しては納得させる資料の作成に時間を費やし、また各議員の質疑に応え(耐え)、議案が間違いないことを示していかなければならず、結構な労力を費やしていると見えるからです。勿論、これは仕事であり、特別なことをされている訳ではありませんが、一年間で一番高い(=エネルギーを費やす)ハードルと思うからです。

さて、翻って私のいる議員側の立場ではどうか?仮に、全てに大勢に従うというスタイルをもし決め込んでいれば、どうなるか?「お疲れ様」とは程遠く、全くエネルギーを費やすこともなく、過ぎていきます。

議員をやらして頂いて4回目の当初予算審議を通じ、まだまだ浅いとは思うものの、それなりに全体像が把握できてきた現在の”空気”から、行政当局にも議会側にも、「承認はされるもの」という全体の雰囲気(”圧力”)を感じます。

国会においては、与党は賛成し、野党は反対する、という前提に近い構造がありますが、現在の多くの地方議会は、それぞれの議会においてごく限られた少数の議員を除き、「賛成はするもの」といった前提で事が進んでいる様に感じるし、地方議会がこれでいいのだろうか?と懸念の思いをもちます。(他の地方議会の空気は感じる術がなく想像です)

人に言わせれば「予算議案としてつくりあげるまでに自分の思いをどれだけ盛り込めるかが政治力」という話になるのかも知れませんが、盛り込む⇒即ち事業をプラスする⇒即ち多くの場合、予算が膨らむという流れになり、人口減少社会を見据えての適切な予算執行になっているかの立ち止った議論が尽くせないままの承認になりかねません。

今回の予算には全て賛成しました。正直、もう少し検証するべきであったと思う項目(外国人学校への補助金)がもありますが、一般会計予算全体を一つの議案として賛否を決するに当たっては賛成を示しました。

今後は更に、時間をかけて、適切な税の使い方になっているか、市民ニーズにあった行政運営、持続可能な行政運営になっているか、自分のレベルを高めて、行政に働きかけていきたいと思います。

追伸:何人かの職員さんがこの3月末日で現役を退き、再任用や転職をされ、長い仕事人生に一つの区切りをつけられます。「えー、もう辞められるのですか?!もったいない!」「60歳ですから」という話になってしまうのですが、貴重な人”財”、本当はまだまだ高砂市の為にその能力を発揮して頂きたい方もおられます。残念ですが今後の人生を全うされることを祈念して「お疲れ様でした。今後とも宜しくお願いします」と思います。

*今朝(26日水曜日)の山陽電鉄荒井駅での後援会会報配布は雨天の為延期しました。

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポンプ建設ラッシュ | トップ | 人事異動と人生 »
最新の画像もっと見る

考え方」カテゴリの最新記事