7月3日(水)朝、いこいの村はりまから帰宅して新聞(神戸新聞朝刊)を見ると1面に「水道耐震化率県内98〜2% 最高・稲美町 最低は高砂市」の見出しで記事が掲載されていました。加えて22面には関連記事もあり両記事を熟読。
兵庫県内市町・団体の基幹管路の耐震化率において稲美町は98.6%、高砂市が2.51%と記載。
そして関連記事を読むとそこには「稲美町の耐震化率は県内トップの98.60%だが、耐震管率を見れば23.75%と進んでいない」と言う内容が記載されており、この意味(耐震化率と耐震管率の違い)を当局に確認しましたので、私の理解した内容をこの場で報告させて頂きます。(下は100年の歴史をもつ高砂市の水道のマンホール)
大雑把に言えば、耐震化率とは「耐震適合率」のことで、地震動増幅の考えに基づき地盤(エリア)によってカウントの仕方が異なるとのこと。
その地盤(エリア)とは「しっかりした地盤エリア」か「そうでないエリア」かどうか。
「しっかりした地盤エリア」では耐震管に切り替えていなくても耐震には適合としてカウントされ、そうでないエリア(埋立地や扇状地、海岸低地と言われるエリア)は実際に耐震化工事を実施しないとカウントされない仕組みとなっています。
今回トップである稲美町は「しっかりした地盤エリア」が多いことも耐震化率アップの要因で、実際に耐震管に切り替えられている「耐震管率」は記事の通り23.75%とのこと。
高砂市が耐震化率が低いのは確かなのですが、数字の背景は正確に理解しておきたく、この様に学びました。
では何故これ程に高砂市の耐震化率(耐震適合率)が低いのか、その理由は幾つかあると思うのですが、治水対策に税金を注ぎ込んできた歴史が影響していることも事実だと思います。
本日はこれを学び、当局と打合せの後、先日の東京ビックサイト視察の報告書を作成し、夕刻から青少年補導委員理事会に出席。21時前に帰宅しました。
では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)