たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

「議事進行」にて付託お断り

2016-02-25 06:23:46 | 議会報告

2月24日(水)、10時~高砂市議会3月定例会の平成27年度補正予算の本会議質疑が行われました。前日に引き続いての本会議質疑で、昨日は保留になっていた課題の消防本部の補正予算がメインのテーマでした。

 そのテーマとは、既に閉鎖した消防の旧高砂分署を今後については歴史的に意義のある建物として残すのですが、活用の方法については「1階は水防倉庫を主に昔の消防道具を展示場とし、2階は防災啓発活動の場」としています。

[昨年9月の定例議会で視察に訪れた際の高砂消防分署の様子]

ところが、本会議質疑では、昨年9月議会の説明でも、この場所はいわゆり市役所庁舎等と同様の「公用施設」(他には学校や図書館等不特定多数が活用できる「公共用」という施設区分がある)としている為、「まとい会」という消防団のOB会(任意団体)に委ねたいとした管理方法(案)は合法的かつ妥当な方法なのかが問題になりました。

そしてその質疑に対し、副市長から「総務常任委員会にてきちんとご説明させて頂きたい」とのご答弁。同委員会の委員長である私は思わず「議事進行!」の発言と共に「本会議でしっかり道筋をつけて頂かないと本件を常任委員会で付託を受ける訳にはいかない」と発言。(あいまいなまま本会議を終え、常任委員会で納得がいく議論ができなければ、否決となるのですが、その前に全議員が議論できる本会議の場で一定の見解を示して欲しい、という意味です)

結果は、その管理方法等が合法的か否かを弁護士に相談する必要もあり、本日から始まる「今回の補正予算に関する総務常任委員会での審議」には間に合わないと予想され、約10日後の当初予算にて扱うことになりました。

その他、高砂市民病院の5億以上の資金不足による一般会計からの繰り出し(補填)等をテーマに、今後どうしていくのか、この責任はだれなのか等が問題になりました。

本日からは、昨日まで本会議質疑で議論した内容を更に具体的に審議する特別委員会や各常任委員会に扱いが付託され議論が始まります。

しっかり審議したいと思います。

 

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