たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

議員・首長はなり手不足?

2016-11-01 23:09:20 | 政策

 いよいよ11月に入りました。11月1日(火)、朝は会社に出勤後、早々に議会へ移動。議会では9時~【代表者会】があり、「高砂西港盛り立て地に太陽光パネルを設置することに対する件」や「現在は廃止されている、議員を対象にした年金制度の復活に向けた意見書の件」等が扱われました。

私が市議会議員にならせて頂いたのが約6年前。当時よく「3期12年務めれば恩給が貰えるからそれまではやらないとあかんね」なんて言われたものです。この恩給とは、推測ですが要するに、生涯貰える議員年金のことではなかったのかと思います。

確かに当時は、それなりの掛け金(結構な額と聞いています)を元に(恩給という言い方は正しくはないと思うのですが)生涯貰える年金がありました。

しかし、私が議員になって1~2年後には、議員年金制度は「制度維持が財源不足で無理」との理由で廃止され、権利を有する人には何%かカットして支給されるという移行措置を残し廃止されました。

従い現在、県会議員、市議会議員、村会議員等(恐らく国会議員は別制度?)を対象にした年金制度(いわゆる恩給)はなくなっています。

そして今回、「議員を対象にした厚生年金制度を」との意見書を出すべきとの声が議員連盟から出てきているのですが、その背景・理由に「議員のなり手不足」が挙げられています。

議員のなり手不足、これはいずれか深刻な問題になる様に思いますし、更に懸念されるのが市長や町長といった首長へのなり手不足だと思っています。

その理由は、高度成長時代には「何かをしてあげる」のが政治であったのが、現在は「何かを削ることが必須」となりつつあり、即ち「面白くない役回り」となってしまう様に思うからです。(そんな中でも使命感に燃えて出馬してくれる人が続く事を期待しますが)

この件は楽観的に捉えたい自分がいますが、懸念事項であるのは間違いありません。議員の年金制度復活の動きと背景よりこんなことを思いました。

 

 

 


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