旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

毒入り米について

2008-09-13 10:25:37 | 

 

 食品汚染の問題が打ち続いているが、ついに日本人の主食である米に及んだ。
 私は「人が生きていく条件たる食品について偽りを言わないことは、社会構成員としてお互いに守るべき最低限の掟である」として、この問題に怒りをぶっつけてきた。しかし、肉を毎日食っているわけではないし、ギョウザも嫌いではないが、年間に食べる機会は多くない。秋田と名古屋には、
仕事の関係で毎月出かけていたので、比内鳥と赤福事件はショックだったが、これとてお土産に買って帰るとしても年数回のことだ。吉兆にいたっては行ったこともないし、怪しからんと怒りまくったが、人ごとのようでもあった。

 ところが、米を私は毎日食べている。
 しかも米は私の愛する酒の原料であり、その酒を私は363日(注)飲んでいる。
 いよいよ俺も生きていけないか・・・?
 なんとも情けない憤りでこのニュースを読んでいる。

 今朝の4チャンネルの報道番組「ウェーク」に、佐々淳行氏が出演して、「毒の入った米を売るなんていう事件は刑事事件だ。江戸時代ならそのような人間は『市内引き回しのうえ獄門さらし首』だった」と息巻いていたが、全くそのとおりで、国民が毎日食べる主食について偽りを言うような人間は、まさに『火あぶり八つ裂きの刑』と言っても過言ではあるまい。
 何とかそのようなことにならないことを願ってやまないが・・・。
                                                         

 (注)残る二日は年2回の定期健診の前日。「アルコールは
     とらないこと」となっているので、それも守れないでは
     人間の尊厳に関わると断酒している。


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