昨日書いたように、明日から「臼杵に行ってふぐを食べたい」という人たちを、わが故郷に案内する。うれしい旅だ。
いくら臼杵のふぐを食べたいといっても、ふぐだけ食ってとんぼ返りもないだろうと二泊三日の計画を立てた。せっかく臼杵まで来たのだからせめて阿蘇ぐらいは行こう(臼杵から車で一時間)と、先ず阿蘇を入れた。
あとは久住山の周りの久住高原と飯田高原を案内したい。当然のことながら黒川温泉と由布院温泉組み込んだ。宿泊は阿蘇五岳を一望できる久住高原コテージとした。阿蘇は登るよりもその雄大さを遠望する山だからだ。もちろん、中岳の火口を覗き、草千里を味わった上でのことだが。
ところが、この「阿蘇・黒川・由布院」というコースは今やメインコースのようだ。旺文社が『ことりっぷco-Trip』という旅ガイドブックシリーズを出しているが、その中に『由布院・黒川温泉・阿蘇・高千穂』というのがある。我々のために出してくれたような本だと思って購入したが、なかなかいい編集で役に立った。
わがコースは「高千穂」の代わりに「臼杵のふぐ」を入れたものだが、我々のコースの方が勝っているとひそかに自信を持っている。そのふぐについては食った後で投稿するが「日本一の味」と自負している。
地元の人間(と言っても故郷を離れて半世紀たつが)がガイドブックに載るメイン通りを案内するのは能がないが、ふぐに始まり一味違った旅にしようと思っている。