娘が、3回目のオペラコンサートを企画し、7月10日、新宿の角筈区民ホールで開催することになった。娘は昭和音大声楽家を出てオペラの勉強を続けてきた(含むオペラ出演)が、自ら歌うより「オペラの素晴らしさを万人に広めたい」という思いが強く、このところ、若手声楽家を集めてオペラコンサートを開き、オペラの宣伝に努めている。
既にこのブログでも何回か書いてきたが(09.6.29「オペラは楽しんでもらえたか?」など)、『ミャゴラトーリ』という変な名前の集団を立ち上げ、既に2回コンサートを開いた。集団の名前は、猫みたいな変な名前であるがメンバーはなかなか・・・、若手の実力者を集めていると思う。会を重ねるごとに新メンバーも加え、今回は、ソプラノ2名、メゾソプラノ1名、テノール、バリトン、バス各1名の6人構成で、名だたるオペラの名場面を演じたいと張り切っている。
プログラムは、ビゼー「カルメン」から“ハバネラ”、モーツァルト「ドン・ジョバンニ」から“豪華な宴を催そう”、「フィガロの結婚」から“手紙の二重唱”、それに「コジ・ファン・トゥッテ」の“ハイライト場面”を6人全員で歌い、そして最後にはヴェルディ「リゴレット」から“女心の歌”と、かの四重唱“美しい恋の娘よ”をやるという。
既存のメンバーについては、私は実力について手ごたえを感じている。今回新しく加わったテノール与儀巧さんも相当な力の持ち主と聞くので、何といっても「コジ・ファン・トゥッテ」の六重唱と、大好きな「リゴレット」の四重唱に期待している。