昨日で関東、東海も梅雨明け、日本列島はすべて梅雨が明けたようだ。しかし最近の梅雨は、あまり梅雨らしい雨が振らないし、明けたといっても、からりと夏らしい空になるわけでもない。
子供の頃の九州の梅雨明けは、強烈な太陽が降り注ぎ、真っ青の空に入道雲が浮かぶので、「明けた!」という印象が強かった。
確かに2~3日前から日が差す時間が多くなり、急激に暑さだけは増した。昨日、今日と、じとじとと暑い。しかしすぐ曇って、梅雨雲のような雲が空をおおう。
どうも、季節の分かれ目がすっきりしなくなったようだ。
梅雨の雨も、以前はシトシトと常に降っていたように思うが、最近はあまり降らない。しかし降るときはバケツの底が抜けたような雨が降り、あちこちの商店街が水浸しになったりする。昔から夕立はあったが、夕立で道路に水があふれるようなことはなかったような気がする。
以前は、季節ごとのケジメを付けながら、かつ、それを踏み外すこともなかったのであろうが、最近は環境破壊が進んだからか、ケジメもはっきりしないし、たまにケジメをつけると、ハメをはずした天変地異になるようだ。
神は手を抜いてるのではないか?
いや、神は怒っているのであろう。