丙申如月４

 

立春を過ぎても、やはりまだ寒い日が続いている。
離れて暮らす孫は保育園に通い始めたとたんに病気をもらって、発熱の続く日々だったらしい。
小児科では、「それが普通ですよ」などと慰めににもならん所見でこちらまで気を揉むのである。
それでも、別の小児科へセカンドオピニオンで受診したところ、きちんとした診断で快方に向かっているとか…
ちょっとひと安心

今月半ば、ひさしぶりに献血してみた。
市内献血ルームの入り口には、その日不足している血液型などが表示されていて、
「O型、４００mℓ大ピンチ」とか「A型血小板大ピンチ」とか・・・猛前と善意を掻き立てられる。
時間に余裕があったので、「血漿・血小板」を献血することにして、リクライニングチェアに横たわる。
献血するコーナーにいる職員の人は皆が白衣姿、昔はナースキャップをしてたようだけど、今はキャップは被ってない。
その代わりではなかろうが、目の下からアゴまで隠す大きなマスクをしているから見えるのは目だけ、
担当してくれた人は、ぱっちりした目に二重まぶた、目の下の涙袋がほんの少しふくらみ、微笑んでるようなまなざし、
きっと、可愛い系の美人に違いない。
「背もたれの角度は大丈夫ですか～」「気分どうですか～」「痛くないですか～」と優しい声をかけられる。
「あ～、マスクとってくれんかの～～」との願いもむなしく、１時間あまりの献血は終わってしまった。
途中居眠りしてしもうたし・・・

数日後、少し前から鼻の通りが芳しゅうないので耳鼻科を受診した。
診察室に入ると看護師さんがいて、ここでも大きなマスクで目元から下は謎…
もちろん声を出して会話しつつも目を合わすので、ぱっちりはしてないものの二重まぶたとぷっくらした涙袋が、
優しげなまなざしに見えて、、マスクのない顔全体を想像してみる。
「あ～～見てみたい」

今週、人間ドッグで病院に行く。最近、看護師さん絡みのことが多い。
年に１回しか行かないけど、毎年行ってるからか、受付の人やら採血の人やらの顔ぶれは変わり映えせず…
超音波エコーで内臓を調べる検査技師の方は女性、腹全体にローション塗りたくられて、発信器で腹全体をグリグリされて、
「ぬるぬるが気持ちえ～～」と思いながら、「膵臓もきれいですよ～」とか言われる。
「腹ん中、黒くないですか？」と真面目を装って聞いてみる。
技師さん、「この検査ではそこまで分かりませんね～、画像は白黒ですし～、ハハハ」　あしらわれてしまった。
さて、最後は、一番ドキドキの胃カメラである。アレを鼻の穴から突っ込むのである。
ところが、
胃カメラ検査をする内視鏡室の看護師さん、やっぱり大きなマスク顔だが、
整った顔立ちで、目や目元が涼やかで優しそうな雰囲気で、絶対に美形に違いない。
検査室に入ってから、
去年の記録見ながら「去年は左側でちょっと鼻血が出たんですね～、今年は気を付けてしますから」と・・・
「いえ、もう出血覚悟ですから」と気丈に言ったところ、笑顔を返してくれる。
検査直前、鼻の穴を慣らすのにカメラと同じ太さの管を突っ込む。痛くて顔を歪める。
看護師さんは時間をかけてゆっくりと挿入してくれて無事貫通。でも、ここで既に涙目になる。
検査台に横になり、検査開始、医師が鼻から内視鏡を突っ込んできて、緊張と血圧は最高潮、
うんぐうんぐ言ってると、看護師さん背中をさすってくれる。
「あ～～、天使さまだ～～」
今回、鼻血も出ず無事終了したが、、美形の看護師さんの顔を見ること叶わず、残念ながら来年まで待たねばならぬとは…
 

先日、仕事で山口と下関に出張、
山口で昼食といえば、ココでしょ　　２５年ぶりの再訪、変わらぬ味に感激

下関では、　この豪華な海鮮丼が1000円…びっくりぽんです。
帰りには、新下関駅で、エバに遭遇、、　感激、
というわけで、仕事も有意義に捗った次第。