一時、冷え込むかと予報されたこともあったが、正月元旦から穏やかな気候が続いている。
新年最初の3連休、毎日がサンデーの方々にはあんまし関係ないかもしれないが、
今年は4日が月曜日でまるまる1週間働いた後だから、ちょっと嬉しい気分だ。
9日土曜日、鳥取の実家に帰省して、両親の傘寿の祝いを兄弟と息子家族も集まって開く。
両親の下につながる者たちとその連れ合いが集まったが、小生の孫を入れても10人、、、
すぐ下の弟は子供4人いるが、バツ1で再婚相手と2人で参加、末の弟はバツ2子供なしで1人、
こじんまりではあるが、美味しい料理とお酒をいただき、孫の愛嬌に皆が笑顔になった祝いの席だったと思う。
翌日、伯母(親父の姉)の家に年始の挨拶に行き、ひととき雑談
伯母には子供3人、私から言って従姉弟、従姉弟の子供9人、その9人には子供もいる者もいてその子たちも来て、
総勢31人で、たいそう賑やかに正月を過ごしたのだとか…
親父が認知症の中程度でもうろくしつつあるのに対して、80半ばの伯母は同居している孫の世話をしていることもあるのか、
本人は「もうダメだ」と言うものの、しゃんとしてカクシャクとしているのである。
巡り合わせやら縁の濃淡やら、いろいろあるのかも知れないが、
我が両親がひっそりと過ごした正月を思うと、少々切なさが胸にこみあげるのを禁じ得ない。
そうした中で、一時でも、ひ孫が家の中を一人ちょろちょろするのは、親父お袋にとって嬉しいことに違いなかろうと、
帰省してきてくれた息子夫婦に感謝することしきりなのである。
成人の日、自分は当然のこと、身内にもこの日に関係する者もおらず、
広島市内のデパートでやっている「味の特選街」という催しに行ってみた。
お目当ては、あの蕎麦打ち名人高橋邦弘さんが蕎麦打ち実演する「みやじま達磨」のイートインである。
高橋さんは、去年5月で広島での店を閉めて九州に移り住んでいるが、こうしたイベントには来られるのだそう。
これまでも幾度か実演は見たし、豊平そば道場のイベントでは直接指導を受けたこともある。
相変わらずの早さで蕎麦を打っていく姿は、まだまだ現役を感じさせるが、当人はもう体力が落ちて昔のようにはいかないとか…
2枚注文して、さっそく御賞味…
まずは、蕎麦つゆは付けずに蕎麦だけを数本手繰りあげて食す…、もう一回、蕎麦だけを食す。
「ん?」
気のせいか、いろいろと食べてきたせいなのか、、、、以前に食べたときのような感動が湧いてこないぞ~
次からは、つゆを付けていただく、、つゆもあの馥郁たる香りたつ味わいがちょっと変わっているような…
気になるほどではないが、ところどころ麺の太さにちょっとばらつきがあって、らしくない感じを受けつつも、
やっぱり達磨の蕎麦として上等な蕎麦をいただき満足して会場を後にした。
まだまだ現役でがんばっていただきたい御人である。
ちゃちゃじい様:折々にちーたぁ気の効いたことを載せていければ、と思うとります。
御贔屓のほど、よろしゅうにお願いします。
ねこまる様:信じられんことのほうが多いと思うとかないけんような世界です。
せめて、人として普通に信じられる間柄を維持していきたいもんです。
ちょい悪さま:一人ひとりは、別段、戦争が大好きってな人は少ないのでしょうが、
集団とか組織とか国家とかとなってくると、狂ってしまうのはなんでなんでしょうね~、
そこらあたりを解明して、なんか有効な防止策ってのはないもんか、と思うのです。