桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

腐れ学者

2018-01-26 | Weblog
頭が良いと言われる学者が、その頭脳のように人間として優れているかと言えば、そうではない例は多々ある。
何時も検察や法務省の尻馬に乗り、人権を考えない法律制定に勤しむ、井上某や酒巻某などの御用刑法学者。ウンザするほど存在する。
哲学を含む理論を語る刑法学者ならば、まあ多少は認識や意識が違っても、ある程度ならば食い違う主張も許されるだろうが、事が科学となれば、そうは行かない。
袴田事件で、袴田さんの無実を証明した、つくば大学の本田先生のDNA鑑定に対して、その誤りを主張した大阪医科大学の鈴木廣一が行ったことは犯罪だ。鑑定に名を借りた犯罪行為だ。
鈴木廣一は、あちらこちらの冤罪裁判で検察に乞われた要請通りの鑑定を行うエセ法医学者だ。足利事件でも、そうだったし、天文館レイプ事件でもだった。
鹿児島科捜研が工作をしたレイプ事件の綿棒を鑑定し、無実の岩元さんのDNAを検出した、とする腐れ学者だ。
そのとき、この腐れ学者は、「警察は、そんなことをしませんよ」と笑って語ったが、今回の袴田事件で行った鈴木廣一の鑑定は、鹿児島科捜研が行った捏造工作の悪事に等しい。袴田弁護団や素人が、本田先生の指導で再鑑定をしたらば、たった1時間でDNAを検出出来たと言うのに、腐れ鈴木は1年半にも亘って、ひたすらに「本田鑑定」を潰す試みばかりをしていた。
検察は、袴田巌を死刑台に連れ戻すと放言するが、死刑台に上るべきは、今、袴田巌さんの有罪を主張する検察官自身であり、鈴木廣一だろう。
日本の検察は腐れきってる。御用学者どもも腐れきってる。

寒い

2018-01-26 | Weblog
今年は寒い。
各地にマイナス何度とかの報道だが、水戸も連日の零下だ。
我が家は連れ合いが日付を越えて起きているせいか、寒いと言われる日でも10度を下回ることはないが、今朝は9度だった。
やっと風邪も回復したことから、連れ合いの実家に陶板浴に入りに著たらば、水道が凍ったと言う。
東京よりは2、3度低い水戸。その水戸よりも2、3度低い城里。
もちろん、水道には凍結防止対策がしてあるから、きっと対策の切れた家屋内部分が凍結したのだろう。
まだ寒さが続くそうだが、春が待たれるなぁ。