桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

弁護士

2009-08-03 | Weblog
弁護士の仕事は多種多彩。一般の人は、法廷に立ち、被告とされた人を弁護する姿を思うが、それは主な仕事だとしても一部であって、総てではない。全く法廷に立たないような仕事をしている人もいる。そして、そのような仕事をしている企業弁護士と言われる人の方が多額の報酬を得ているらしい。
俺は冤罪と闘っている立場上、沢山の弁護士に会う。色々な方がいるが、俺の回りにいて下さる弁護士さんたちは、本来の弁護士的な仕事をされる方ばかりだ。刑事裁判の弁護は、そんなに金にはならない。ましてや俺たちのような冤罪裁判となれば、却って金を持ち出しとなることが多い。
一昨日、その金になる企業弁護士から、自分の仕事が人の力になるのを直接に感じられる生き方をしたいと、水戸翔合同法律事務所に入って来た弁護士の披露パーティーがあった。
空手の有段者らしくバットを蹴りで折るパフォーマンスを披露したが、空手家らしい姿勢の良さには、彼自身の生きる姿勢をも感じて、本当に爽やかな気持ちになった。若いって、いいね!若いって、美しいね!若いって、晴れ晴れしてるね!
オジサンの俺も負けないで頑張ってやらなくては!

任務

2009-08-03 | Weblog
連れ合いの実家には垣根がある。これが半端じやない大きさなのだ。
高いところは4メートル。広いところは3メートル。長さは50メートルあるかな?
3メートルくらいの細い棒に剪定機を縛り付け、まず三脚を使わないで下から切り揃えて行くが、見上げての作業だから首が最初に痛くなる。今までは2日間でやっていたが、高い三脚に上がっての作業は不安定だし、疲れた後にやるのは危険だ。それに刈った葉を始末する負担を80歳を超えた母親にさせるのも気の毒だから自分でやるようにして、今回から3日間でやることにした。
今日は下からの作業を八分程度をやり、刈った葉を始末して帰って来た。

裁判員制度裁判

2009-08-03 | Weblog
いよいよ裁判員制度裁判が始まった。
各テレビ局は、その裁判員の選定手続きから始まった歴史的な裁判を再現して放送している。
今日の東京地裁前は、これを放送するテレビや新聞の取材者、裁判員制度に反対する人たちなどで大変な人出だったらしい。傍聴希望者が2300人を越え、たった60席余りを求めて並んだてと言うから、また凄い。
とにもかくにも歴史の扉が開いた。これからどうなるかは判らないが、始まった歴史に力となれるような闘いを重ねたいと思いを深めている。

利根町宣伝

2009-08-03 | Weblog
偶数月の第一日曜日には、利根町布川地区にビラ配りをしている。利根町の隣町、千葉県我孫子市布佐にある松島洋市会議員の事務所に集合し、大体、10人程度が参加して、それぞれに200枚前後のビラをポストインして歩く。もう長く続けているせいで、参加者は自分の歩くところが決まっていてスムーズに終わる。
今月は9名参加。他の人の場所に配ったミスもあったが、何時も通りに1時間くらいで終了した。
薄日の射す中の街には、沢山の蝉。今の子供たちは蝉など、捕らないのだろう。近寄っても逃げもしない。
ビラ配り後は、お決まりの一杯!歩いて汗を流したせいでビールが美味かった!次は10月。そのときは決定が出ているだろうと思うが。