桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

にんむ

2009-04-21 | Weblog
このところ、毎日手紙を書いている。新聞意見広告募金要請の手紙だが、手紙にしても何にしても書いているということは、その息抜きでモノを書く気持ちにはなりにくい。従ってブログの記載も休みがちになる。
先週は守る会の総会があった。32回目。運動が途切れなく32年も続いたということだから凄い。
風邪を押して参加された弁護団長始め、6名の弁護団。久しぶりに参加た人からのメールに、明るい弁護団長は変わったとあったが、まともな抗告書を書けない検察を相手にしていて暗くなってどうするんだと返事しておいた。
まあ不安材料はまともじゃない最高裁が相手だという一点。これは社会の皆さんに声を上げ続けるしかないし、それで突破するだけのことだ。
長い布川事件にあった多くの皆さんの支えを、改めて思った一日でもあった。