里帰りが決まっているED19。欠落したエアータンクを再生するにあたり、手元にある資材の中から、2mmプラ丸棒と0.5mmプラバンを使用しました。
プラバンから1mm幅の帯を切だしてエアータンクの本体となる2mm丸プラに巻き付けます。0.5mm厚で柔らかいとは言うものの、直接巻き付けると破断してしまうので、アルコールランプであぶり、柔らかくなったら即巻き付けて形を整えました。二帯巻くのに3回ほどやり直しています。
エアータンクが準備できたので、ED19の欠落したエアータンク跡にある車体裾のハンダの除去を行いました。
エアータンク取り付けに際して邪魔になる台車は外します。
組み直す前に転がり抵抗が強く走行中に出るガリガリ音を軽減するため台車枠の歪み取りを行いました。また、走行中に車輪の固定が緩むことがあるので、ねじ込み車輪の裏側に瞬間接着剤を流し込んで車軸固定をしました。
新規作成したエアータンクの塗装ついでに既存の3本も再塗装しました。
塗装乾燥後に台車を元に戻し試運転。台車の歪みが修正されて擦れる音もほぼ解消し、以前より動きが良くなりました。
移籍してきた当時の荒れた状態から30年近く経過して、ようやく再生したわけですが、里帰り先で動かないというのも残念なので、ケースを外した時に動かせるようジョイントフィーダーを作っておきました。
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