夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

安比奈線①

2016-06-01 23:15:00 | 西武100周年
西武100周年も終わり色々なイベントも終了しましたが、この度長きにわたり休止線になっていた安比奈線が廃止されることが発表されました。それを受けて5月31日に最後の姿を確認しに行きました



新宿線南大塚の駅から出ている支線の活用については、一時期車両基地を建設し途中に一つ駅を設置するなどの案が出ていました。新宿線複々線化取り消しの影響もあって、結局復活することもなく廃線です。



ホーム横にある線路は一時期PC枕木に交換されて、国道16号線に伸びていましたが、現在は途中で撤去されています。



これに伴い架線もホームのほぼ半分くらいのところで終わりになっています。



南大塚駅に降りたのは以前安比奈線を歩いた時以来ですから、約20年前になるでしょうか。



駅前ロータリーはさほど変化はありません。新しいと言えば駅にエレベーターが付いたことでしょうか。



以前は線路がつながっていましたが、今では道路部分を除き撤去されています。



安比奈方向にも線路の一部が見えますが、先は雑草が繁茂して残っているのか確認できません。おそらく線路の切れ方から言って撤去されているものと思われます。



国道16号で線路は完全に切れます。架線柱はいまだ健在でこの先も残っています。



国道16号線を直接わたることが出来ないので、川越方向にある歩道橋を使って元に戻ります。以前はここから線路内を歩くことが出来ました。(本当はだめですが)



架線柱は長年放置されているのでだいぶ老朽化が進んでいて、補強材でかろうじて姿勢を保っているものもあります。架線も一部残っていますね。



線路敷地内に入れないよう柵がされここを歩くことが出来なくなりました。沿線住民が道として活用していた当時は、雑草がほとんどありませんでした。



安比奈線沿いの道はなく、線路に近づくには南北に走る道路を使うため、線路を縫うように進まなくてはなりません。20年前に比べると住宅も増え道も少し多くなった感じです。



やっとのことで線路に着くとこのありさまで雑草の天国です。



農地や民家が近くにあると線路の存在が確認できるのは、住民が手入れをしているのか、それとも雑草で苦情が来ないよう、鉄道側が手入れしているのかは定かではありません。



20年前はまだしっかりしていた線路も、今はこんな風に土台が朽ちて線路も外れています。廃線の姿になっていますね。



道路化した線路は時の経過を感じさせます。



右側には新しい家が建っています。この辺りは農地でしたがいたるところで分譲住宅が出来てきています。



長年休止線だったのでこんな渡板が以前もありましたが、それも年数が経ちだいぶ朽ちています。今後この線路の跡地は道路になるのでしょうか。でも横には新しい道が出来ていますからそれはないかな。



架線柱も以前よりは少なくなりましたが、残っているものはしっかりしているようです。



農地が多かったこの地帯も今はだいぶ宅地化されて、それに伴い道もきれいになって本数も増えています。この地点で半分過ぎたでしょうか。

②へ続く。


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