久しぶりに鉄道ビデオを購入しました。
税込540円と安かったので、ついつい衝動買いをしてしまったというところでしょうか。
京王、京急、京成と京の字が付く会社3本とは、購入してから気がつきました((笑))
とりあえず見た順に取り上げていこうかと思います。
最初に京王線を見てみました。
撮影時期は6000系がまだ現役ながら、廃車になる解説が付いています。駅の見所としては調布駅が地上ホーム。あの本線と相模原線の平面交差も出ており、今となっては貴重な場面が収録されています。
新宿から順番に主要駅を紹介しつつ、接続する支線もちゃんと入っています。
井の頭線も入っていますが、内容的にはもう少し時間をとってしっかりした解説があればと思います。
本線に接続はしていない西武多摩川線も出てきます。立体交差がある風景は絵になるからでしょうね。
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こうした日々の変化は鉄道風景にも多く見られ、それは昨今の省エネ車両の導入などで加速された車両ばかりではなく、路線の沿線風景にも多く見られることから、つくづく、この国は「スクラップアンドビルド」なのだな、と思います。鉄道ビデオも様々なメーカーからたくさん出された時期もありましたが、最近は一巡り、二巡りしたせいか熱も冷めた感がありますが、低価格でこうして発売し続ければ間違いなく時代の変化を記録する貴重な資料となると思います。
ただ、「昔は良かったな、それに引きかえ今は・・・」と嘆息するようになってしまうことを恐れている次第です。
高架線になりそれに合わせて地上駅舎が上にあがったり、最近では踏切解消のための用地買収が進まないため、地下化されて地上の線路が消え、その空間がポカンと空いてしまうなど、どちらにしても風景が全くちがう結果を招きます。
鉄道で地域が分断されていたり、交通が遮断されているのが解決しても、その跡地や空間をどの様に処理して、街を形成するのかで、その地域が浮き上がるか埋没するか、大きな岐路に立つことには違いありません。
京王線の地下化による空き地の出現は、いまだにはっきりとした工事もされていませんから、何もない空間だけが街中を突っ切って、かなりの違和感を覚えます。
今後西武新宿線の野方~中井間が地下化されて同じようになるんだなと妄想しています。
高架線は立体物があるだけ違和感は少ないですが、環境的には圧迫感がありますね。それに反して地下化は、その部分だけがすっぽり抜け落ちた感覚になり、躍動感が切れた風景になる気がします。