夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

蔵出しプラモ

2016-10-09 16:56:00 | その他の模型
京王線のジオラマが完成した余力を買って、2006年に購入したフジミの1/24インプレッサWRXのプラモデルを製作しました。
我が家の2005年インプレッサのモデルが、2006年に発売になったので購入しといたわけです。
棚に置いてあり常に目に付くところにあったので作らなきゃなと思いつつ、時が経つのは早いもので10年の歳月がたちました。





まずは下回りからの製作なので、主要な部品の塗装を済ませてから組上げます。部品によっては隠れてしまうのもあるのですが、塗装が必要な部品はすべて処理しました。



足回りの等速ジョイントロッドには設計ミスがあり、フロントは短く、リヤは長いといった問題がありましたが、サスペンションの部分で補正しました。



次に室内ですが、ドアの内張には一部青のモケットが貼ってあるので、これも塗装で表現しました。



今回のプラモデルの生地は白なので説明書には白のみの塗料番号しか載っていません。実車はソニックブルーなので色を作らなくていけませんが、混合についての表記はありませんので調合作業です。
6回くらいに分けて色を調整しました。使用したのはフラットブルー・ブルー・クリアーブルー・メタリックブルーの4色です。実車もそうですが光の当たり方によって色味がかなり違います。ミニカーの色も各社年代で違っているように、これが本当の色というのは実在しませんので、少し光を浴びた時の色で調整しました。



色状態を見るために塗装面積の狭いフロントグリル・リヤバンパーで試してみました。少し艶が足りないようなので、クリアーブルーを足して2度塗りしたところ色的にもよくなったので、車体の塗装を行いました。



塗装面が大きいのでバンパーなどとは色の発色が違ってしまいました。一度の吹付では先行した塗装部分との差が大きいので、しっかり乾燥させてから2回塗装を入れました。



ほぼ同じ発色になったので次は窓枠、屋根のキャリア受けバンドに黒を入れます。曲線が大きく通常のマスキングテープではきれいなRが描けないので、曲線専用のマスキングテープを使用しました。そのかいがあってきれいに決まりましたが、はがした後のテープ痕がしっかり残ってしまい目立ちます。鉄道模型用のクリーニング液でこすってみましたが完全には取れなかったので、その部分は再塗装して消しています。
クリアーブルーが入っているので、強く握ると指紋も写し取ってしまうので、これから先の作業はゴム手袋着用になりました。



室内ガラスは実車と同じにリヤとサイドリヤをスモーク塗装し、ルームミラー、ワイパーなどをつけ、車体が組みあがってから取り付けました。



作業も大詰めになってきました。
ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの取り付けを行います。この部品は銀メッキされているので接着部分をはがしておかなくてはいけません。
作業性を考えるとメッキはしてくれないほうがありがたいのですが、これだけは長年変わりません。昔は塗料の種類も少なかったので、メッキはありがたかったのですが、今は塗料の性能もアップして細かく色が選べるのでなくてもいいように感じます。



ランプ類は接着しにくい部分でもあるので、ここは瞬間接着剤を使用しています。また、車体とバンパーも寸法が若干違っていて、バンパーの張り出しのほうが大きいので、通常の接着剤だと強度が不足するので瞬間接着剤を使用しています。
この作業後車体にクリアーを吹いて塗装を保護しています。



出来上がった車体で一番最後に残るのが、ヘッドとリヤのレンズ取り付けです。ここで失敗すると今までの苦労が・・・・になりますので、何度か仮組をして部品の合わせを調整してから、接着剤を流し込みました。



最後の仕上げは車検証票、自動車保管場所、点検票、排気ガス環境ステッカーなどです。
ナンバープレートは実車のものを撮影して印刷して張っています。




コメント (2)
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