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スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

エリザベス女王杯&第二部定理一九証明②

2008-11-16 19:16:18 | 中央競馬
 秋の牝馬チャンピオン決定戦といえる第33回エリザベス女王杯。今年は2頭が外国から参戦してきました。
 発走直後にポルトフィーノが躓いて落馬するアクシデント。これが空馬のままぐんぐんと行きましたので,レースにも一定の影響はあったとみるべきだと思います。
 空馬を行かせて逃げたのはコスモプラチナ。かなり離しての逃げとなり,ビエンナーレ,ピサノジュバンが追いました。最初の1000メートルは59秒6で,これはミドルペースですが,大逃げの馬のラップですから,実際はスローペースだったと考えて構わないと思います。
 4コーナーでは好位にいたリトルアマポーラが前を行く各馬の外に出し,これをマークするようにカワカミプリンセス,さらにそれをマークしてベッラレイアという態勢になり,直線ではこの3頭が抜け出したのですが,それぞれが前に並ぶというところまで行かず,リトルアマポーラが優勝。カワカミプリンセスが2着でベッラレイアが3着。4着以下は少し離れました。
 優勝したリトルアマポーラは2月のクイーンカップ以来の勝利でこれが3勝目。大レースは初制覇。これまでは後方から追い込むというレースを一貫して続けていた馬ですが,今日は前に行ったのが最大の勝因。ペースからしてもいつものような競馬ではきっと届かなかったでしょう。オークスでも1番人気に推されていたほどで,素質はありました。父はアグネスタキオン。アマポーラはスペイン語でひなげしの意味だそうです。
 好騎乗を見せたフランスのクリストフ・ルメール騎手は日本では昨年の川崎記念以来の大レース優勝で,エリザベス女王杯は初制覇。管理するのは長浜博之調教師は3月の高松宮記念以来の大レース優勝で,こちらもエリザベス女王杯は初制覇になります。

 第二部定理一九証明①から理解できることは,ある人間の身体が外部の物体によって刺激される場合に,この人間の精神のうちに生じる自分の身体の観念というのは,この人間の身体の観念を有すると共に,つまりこの人間の精神の本性を構成すると共に,何かほかのもの,つまりこの人間の身体を刺激する外部の物体の観念を有する限りで神のうちにあるということです。したがってもしも,単にこの人間の精神の本性を構成する限りで,神のうちにこの人間の身体の観念が神のうちにあるということはないということを示せるならば,人間の精神のうちにある自分の身体の観念は,第二部定理一九証明①の仕方のみであるということになり,第二部定理一九の第二の意味も証明されることになります。
 しかしこれはわりと簡単に証明することができます。なぜなら,第一部公理四が示していることは,もしも自分の身体の十全な観念が自分の精神のうちにあるなら,自分の身体の原因の観念もまた自分の精神のうちになければならないということですが,岩波文庫版117ページ冒頭の第二部自然学②要請一にもあるように,人間の身体というのはきわめて多くの個物のよって構成あるいは組織されているきわめて複雑な個物なので,これをいうことはできないからです。実際このことは,このような定理に訴えるまでもなく,自分の身体がどういった原因によって各部分にまでわたって組織されているのかということは,だれも知らないということから明らかであるといえるでしょう。
 したがって,人間の身体がその原因を外部の物体を原因として存在するということに初めから依拠する限りでは,ある人間の精神の本性を構成する限りでこの人間の身体の観念,すなわち自分の身体の観念が神のうちにあるということはあり得ないということになり,第二部定理一九の第二の意味も証明されたということになります。

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