第58期王座戦挑戦者決定戦。対戦成績は深浦康市王位が7勝,藤井猛九段が17勝。
振駒で藤井九段の先手。矢倉模様から力将棋になりました。先手が熟考を重ねた駒組。途中の左右反転図というのがありますが,仮に相振飛車戦として後手がこのように組むことはあり得ませんから,時間をかけただけのことはあり,先手の作戦はうまくいったと考えていいのではないかと思います。そうであるなら先手から仕掛けていくのは当然。そしてその攻めも快調だったと僕には思えます。
ここで△6五金と逃げました。危なく感じられるのでちょっとびっくり。▲2五桂に△5五歩と角筋の方を遮断。そこで先手は▲6六金と守りの金をぶつけていったのでまたびっくり。この金交換の後,後手の△6五金に▲2三銀が厳しい詰めろ。後手は△5一角と飛車の横利きを通しましたが一歩千金という通り,▲6二歩(第2図)が巧妙な一手。事実上の決め手といっていいと思います。
もう少し続きましたが以下も好調な手順が続いて先手の勝ち。序盤からリードを奪って,これ以上はないといえるくらいの快勝だと思います。
藤井九段は2001年に竜王を失冠した後,7大タイトル戦は初登場。絶対的な強さをみせる羽生善治王座に対してどのように戦うのか,非常に興味深いところです。第一局は9月9日。
扉を開けますと目の前に受付があり,中に人がひとりいました。
最初に説明しておきますと,僕が知る限り,このI歯科には少なくとも3人の人が勤務しています。ひとりが30代前半と思われる男の人で,この人がI先生です。あとのふたりは女の人で,ふたりとも20代後半ではないかと思います。実際に歯の治療を行うのは,I先生ともうひとりで,したがってひとりは事務作業専門です。ただし,だからその人が必ず受付にいるのかといえばそうでもなく,I先生やもうひとりの治療を行う方の女の人が受付にいることもあります。つまり治療を行うふたりは,事務作業も行うというわけです。記憶は定かではありませんが,この日に僕がここに入ったときも,受付にいたのは治療をする方の女の人であったような気がします。
僕はまず,ここに来るのが初めてであるということを伝え,予約はしていないけれども治療が可能であるかどうかを尋ねました。この後,ひとり予約は入っているけれども,30分ほど待てるのであれば治療は可能であるというのが返事でした。世の中には待つことが苦手であるというタイプの人も確かにいますが,僕はО眼科の受診のときもそうでしたが,別に待つということが,その後に予定でも入っていない限りは特段の苦痛に感じられることはありませんし,むしろ気にもならないような人間です。実際に待ち合わせをしているときに相手がいくら遅れて来ようが平気です。ですからたかだか30分程度であるならば何の問題もありません。間違いなく治療を受けられるということでしたので,ここで歯の治療を行うことに決めました。
シックデイでみなと赤十字病院の耳鼻咽喉科に行ったときも,少し前にО眼科に行ったときも,必ず事前に問診票を渡されましたが,この日もやはりそうでした。これはある程度のプロフィールと,受診理由を記入するという点ですべて同じ。ただ,前の2回ははっきりとした受診理由がありましたから簡単に記入できましたが,この日はどのように書くべきか少し迷いました。とりあえず左の下の奥歯に痛みを感じることがあるのでそれを優先的に治療してほしいということ,さらにほかにも悪いところがあればそれも治療してほしいというようなことを書いて提出しました。
振駒で藤井九段の先手。矢倉模様から力将棋になりました。先手が熟考を重ねた駒組。途中の左右反転図というのがありますが,仮に相振飛車戦として後手がこのように組むことはあり得ませんから,時間をかけただけのことはあり,先手の作戦はうまくいったと考えていいのではないかと思います。そうであるなら先手から仕掛けていくのは当然。そしてその攻めも快調だったと僕には思えます。
ここで△6五金と逃げました。危なく感じられるのでちょっとびっくり。▲2五桂に△5五歩と角筋の方を遮断。そこで先手は▲6六金と守りの金をぶつけていったのでまたびっくり。この金交換の後,後手の△6五金に▲2三銀が厳しい詰めろ。後手は△5一角と飛車の横利きを通しましたが一歩千金という通り,▲6二歩(第2図)が巧妙な一手。事実上の決め手といっていいと思います。
もう少し続きましたが以下も好調な手順が続いて先手の勝ち。序盤からリードを奪って,これ以上はないといえるくらいの快勝だと思います。
藤井九段は2001年に竜王を失冠した後,7大タイトル戦は初登場。絶対的な強さをみせる羽生善治王座に対してどのように戦うのか,非常に興味深いところです。第一局は9月9日。
扉を開けますと目の前に受付があり,中に人がひとりいました。
最初に説明しておきますと,僕が知る限り,このI歯科には少なくとも3人の人が勤務しています。ひとりが30代前半と思われる男の人で,この人がI先生です。あとのふたりは女の人で,ふたりとも20代後半ではないかと思います。実際に歯の治療を行うのは,I先生ともうひとりで,したがってひとりは事務作業専門です。ただし,だからその人が必ず受付にいるのかといえばそうでもなく,I先生やもうひとりの治療を行う方の女の人が受付にいることもあります。つまり治療を行うふたりは,事務作業も行うというわけです。記憶は定かではありませんが,この日に僕がここに入ったときも,受付にいたのは治療をする方の女の人であったような気がします。
僕はまず,ここに来るのが初めてであるということを伝え,予約はしていないけれども治療が可能であるかどうかを尋ねました。この後,ひとり予約は入っているけれども,30分ほど待てるのであれば治療は可能であるというのが返事でした。世の中には待つことが苦手であるというタイプの人も確かにいますが,僕はО眼科の受診のときもそうでしたが,別に待つということが,その後に予定でも入っていない限りは特段の苦痛に感じられることはありませんし,むしろ気にもならないような人間です。実際に待ち合わせをしているときに相手がいくら遅れて来ようが平気です。ですからたかだか30分程度であるならば何の問題もありません。間違いなく治療を受けられるということでしたので,ここで歯の治療を行うことに決めました。
シックデイでみなと赤十字病院の耳鼻咽喉科に行ったときも,少し前にО眼科に行ったときも,必ず事前に問診票を渡されましたが,この日もやはりそうでした。これはある程度のプロフィールと,受診理由を記入するという点ですべて同じ。ただ,前の2回ははっきりとした受診理由がありましたから簡単に記入できましたが,この日はどのように書くべきか少し迷いました。とりあえず左の下の奥歯に痛みを感じることがあるのでそれを優先的に治療してほしいということ,さらにほかにも悪いところがあればそれも治療してほしいというようなことを書いて提出しました。