スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

高知記念&個体と個物

2006-04-25 21:26:13 | 競輪
 高知記念は藤原選手の捲り追い込みに乗った兵藤選手が優勝。
 先週の西武園記念では番手絶好ながら悔しい2着でしたが,今日は直線でよく伸びました。
 期待の小嶋選手は坂上選手が不発で自力発進。逃げた栗田選手は捕えたものの2着。3着が浜口選手でした。
 予期していた展開とはちょっと違ったのですが,西武園記念同様,名前を挙げた選手での上位独占なのでよしとします。

 明日は浦和で桜花賞です。はっきりいって自信のある予想などはできないのですが,ダガーズアラベスクを相手に2着を続けたアーベレーヌをまず挙げておきます。そして久しぶりですがアヤパン。逃げそうなスターオブジェンヌ,チャームアスリープ,モナあたりまで。

 自然学②要請一と三には,個体ということばが出ています。これについて少し説明しておくことにします。
 実は単に個物といっても,それはきわめて単純なものから逆に複雑なものまでたくさんあるのです。で,人間の身体というのは,もしかしたら自然のうちにある個物の中でも,最も複雑な個物であるかもしれません。ある個物が複雑であるとはどういうことかといえば,それはその個物全体が,いくつかの個物の集合によって組織されているということです。つまり,人間の身体はそれ自体がひとつの個物でありながら,いくつかの個物によって組織されていて,その身体を組織している個物もまた,いくつかの個物によって組織されているという意味です。
 そこでこれらの要請では,人間の身体を組織している部分については,個物ではなく個体といわれているのです。関連した説明のある第二部定義七を併せてお読みください。
コメント
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