analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ハムの対策14 パワーのIPT二次側抵抗

2020-08-22 00:02:07 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

ハム対策11での計算が間違っていて、EDさんから訂正していただいた。

https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/cef3524e9a30f9cb2fe937114b36733b

インピーダンス基準で考えていたからか、実際に絵にして考えると納得が行かなかったが、少し絵を変えてみたら何となく解った。

 

インピーダンス基準で考えるとセンタータップをアースに落とすのは、アースの上巻線、下巻線をパラにすること、と思ってしまっていた。

・・・ただ、巻線の両端に付けた24kΩの取り扱いはどうなるんだろう?後でもう一回やってみよう。

 

というわけでパワーアンプの初段12AU7のグリッド抵抗を4.7kΩにした。幸いVISHAYのVSRが4個有った。

 

 

これでハムを測定。ラインアンプの入力はショート。

パワーアンプを繋いで8Ω固定抵抗をダミーとして出力電圧を測ってみた。

驚くなかれ、前回10mV程だったが、7.8mV程になった。(レンジは10mV)

 

最近はもうハムに対しては満足なので、下がれば儲け状態だ。なのだが探求は続く。

あと一個思いついたのだが、フォノイコのライントランスをパワーに付けてみたらどうか

EDさんにはタムラのIPTが気に入っているので代える気はないと言ってしまったが、試しにハムが減るかどうかだけ見てみようと思う。もとに戻すとは思うのだが、音が良かったらどうしよう。

ただタムラのトランスって直流流せないからパワーにしか使えない。

もう一組買えって?

今それは厳しい。

 

20200820

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