analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ハムの対策12 プリの配線変更

2020-08-14 12:00:30 | LfD-1

暑い。

といっても室内で31.5℃ほど。体感は30℃。

富山では36℃の中(屋外)での作業もあった。

千葉では昼間エアコンの外気温度39℃というのもあった。後で知ったがこいつは39℃以上は測れない。20年ほど前のエアコンだったが、こんな気温は予想だにしてなかったのだと思う。

それに比べればここは天国だ。

それでも去年よりは少し暑いと思う。

隣の市に南下すると1℃ほど上がるようだ。

福島に行くと3℃ほど上がる感じ。

ゲリラ豪雨というのもあまり無い。

山に囲われてるから、と思ったが、福島より涼しいというのもおかしい。

山に一時間ほど上がると少し涼しくなる。

山の渓流が暑さをやわらげ、その空気が下に降りてくるのかな?なんて今は考える。

もしかしたら発熱の多い工場が少ないのかもしれない。

クリーンセンターができたら気温上がるかな?

 

 

前置きが長くなった。

こう暑いとアンプいじりする気が起きない。

エアコン掛けてまですることか?なんて思う。

朝の涼しいいっときにでも、しかし2時間ほどしかない。

 

 

少しずつプリを弄った。

双三極管の真空管一本でプッシュとプルを賄ってるが、狭いと思いNFBは電源側に持っていってた。

これを反対に、対称に移動できないか?

 

穴をあけ、スタンドオフ端子を立てた。

配線をちょん切るのが勿体なくて中々進まないが、「ダメだったら引き直せ」と思い切った。

あとはスムーズにいった。

 

①入力の配線を少し短く出来て、プラスとマイナスをなるべく沿わせた。

②NFBの配線を短く出来た。

③ヒーター線は一旦5687に中継してたが、トランスからそれぞれの真空管に引いてみた。(見栄えは悪い)

④OPTの中点から初段に給電してたものを電源のドロップ抵抗から引いた。良いのか悪いのかは良くわからないが、高圧の給電ラインで増幅部を挟む格好になってしまった。でも12AU7のプレート抵抗が横向きから縦向きになったので良いのかな?見栄えの話だけど。

⑤ついでにOPTから出力端子の配線も少し詰めてみた。

 

プリの入力ショートでの出力電圧は0.7mVだったのが、なんと0.28mVほどに下がった。

こりゃ期待できる、と思ったが、パワーを繋いだら10mVほどだった。思ってたほど下がらない。

 

実際鳴らしてみると、ムーというのが聞こえる。(9:00AM)しかしスピーカーに耳を近づけると余り気にならない。指向性のせいで耳に付くのかな?とも思う。最初は暗騒音かと思ったが、そうではなかった。

 

ラインアンプで0.4mV下がったとしてパワーが13倍だから5mVほど下がるはず。

実際は1mV弱しか減ってない。まあ、測り方もあると思うが、なかなか大変な作業だ。

 

陽気をみてRchも行おう。

 

20200814

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