今度はメインのターンテブルシステムで鳴らす。
EMINENT
SME312
STAGE202
DP80
大理石キャビ
フォノはLCR型。
最初はトーレンスより大人しい、つまらない感じで「やべえ」と思ったが、数分でもち直したと思う。
こちらはCDほどではないが、くっきりはっきりという感じか。
横の制限が取れて自然に広がるというか、減衰していく感じ。
楽器の音色に個性は無く、CDを聴いてるようだ。
音がこちらに飛んでくる、というよりスピーカーの周りに漂う感じだ。これは前から変わらない。
つまらない?トーレンスシステムは個性が強すぎだ。
こちらの方が音楽に入っていける。
って、少し苦しい言い訳のようだが。
CDのような弾力感があるわけでは無く、反対に脱力するような鳴り方。
正直、プリを突き詰める前の鳴り方の方が楽しかったようだ。
などど考えてたらエネルギー感が出てきた。
物足りなさが無くなった。
音がコロコロ変わる。
これならイケる。
ほんとに個性が無くなった音だ。
詰まらない?
いやいや、本来の音楽が鳴っている。
タノンイのような弦をこの上なく響かせる鳴り方。
ジェームズさんのスピーカーの様な「パカッ」と覆いかぶさるような音。
ビクターのスピーカーの様に何も足さない、高純度な弦の音。水晶な弦。
これ等からすると、ダイヤトーンは弦に少し音色が乗る。古い朽ちたような木の質感。
最初は分からなかったが、YOUTUBE等で聴いてると、何となくそんなイメージがある。
ビクターのような音はちゃんと鳴らさないと詰まんない、物足りない感じになってしまう。
それを避けたかの様。
どうやって?ボロンのハードドーム。
アラミドハニカムのコーン。
考え過ぎか。
20200803