analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LPを掛ける。(アナログメインシステム編)

2020-08-07 00:04:40 | システム

今度はメインのターンテブルシステムで鳴らす。

EMINENT

SME312

STAGE202

DP80

大理石キャビ

フォノはLCR型。

最初はトーレンスより大人しい、つまらない感じで「やべえ」と思ったが、数分でもち直したと思う。

こちらはCDほどではないが、くっきりはっきりという感じか。

 

横の制限が取れて自然に広がるというか、減衰していく感じ。

楽器の音色に個性は無く、CDを聴いてるようだ。

音がこちらに飛んでくる、というよりスピーカーの周りに漂う感じだ。これは前から変わらない。

つまらない?トーレンスシステムは個性が強すぎだ。

こちらの方が音楽に入っていける。

って、少し苦しい言い訳のようだが。

CDのような弾力感があるわけでは無く、反対に脱力するような鳴り方。

正直、プリを突き詰める前の鳴り方の方が楽しかったようだ。

などど考えてたらエネルギー感が出てきた。

物足りなさが無くなった。

音がコロコロ変わる。

これならイケる。

 

ほんとに個性が無くなった音だ。

詰まらない?

いやいや、本来の音楽が鳴っている。

 

 

タノンイのような弦をこの上なく響かせる鳴り方。

ジェームズさんのスピーカーの様な「パカッ」と覆いかぶさるような音。

ビクターのスピーカーの様に何も足さない、高純度な弦の音。水晶な弦。

これ等からすると、ダイヤトーンは弦に少し音色が乗る。古い朽ちたような木の質感。

最初は分からなかったが、YOUTUBE等で聴いてると、何となくそんなイメージがある。

ビクターのような音はちゃんと鳴らさないと詰まんない、物足りない感じになってしまう。

それを避けたかの様。

どうやって?ボロンのハードドーム。

アラミドハニカムのコーン。

考え過ぎか。

 

20200803

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LPを鳴らす。(アナログサブシステム編)

2020-08-07 00:01:17 | システム

何とか良いところまで来たと思うので、久しぶりにLPを掛けてみた。

うちのシステムはCDよりLPがメインと考えている。

 

一言で、あいまいな音。

良くも悪くも。

でもまだメインシステムではなくトーレンスTD‐521 に SPU Synergy なのだが。

クープランの墓 クリュイタンス指揮 を掛けている。

昔懐かしい、少し寂しい感じがする演奏だ。

広がりはいまいちなのだが、中央に寄って良く鳴っている。

今までは旋律のヴァイオリンしか聴いてなかったようだ。もっといろいろな楽器が聴こえる。

楽器が膨らんで聴こえるのか、響きが出てるのか、両方だと思うが霞の中にいるような聴こえ方だ。

バックの音弦バスなども聴こえる。よって奥行きが出てきた。

 

ビルエヴァンスは少し乾いた感じになる。まあ、アメリカの著名スピーカーの様な感じだ。

 

全体にくっきりはっきりではない。なにか思いを巡らすような、あいまいな鳴り方。

悪くはない。

EMINENTで鳴らすと一気に現実に引き戻される気がする。

 

 

最初タンテが調子悪かった。以前軸受けにチップを仕込んでからだと思う。

回転ムラが出る。今日は一回止まってしまった。ベルトが伸びていて外れたかと思ったがそうではなかった。はて。

軸受け内部を掃除して油を新しくした。

回転の安定が戻った。

このあいまいな鳴り方はトーレンスの物だと思う。

 

20200803

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