analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ハムの対策6 プリの初段デカップコン

2020-08-01 01:06:11 | LfD-1

プリのOPTの二次側中点アースを戻した。

 

 

ちょっと勘違いがあったかもしれない。

電源コンデンサーを22μから100μって、前回は出力段の物を替えたが、12AU7のデカップコンもあった。これも交換してみる。

 

っと、配線がなんかおかしい。入力ジャックのマイナスをこのデカップコンのマイナスを中継してU7上管のカソードに接続してた。

そしてこのデカップコンはブリーダー抵抗がパラってある。

100μのコンデンサーはスタンドオフ端子を立て取り付けた。そしてマイナスはU7のカソードではなくアースプレートへ直で持って行った。

一緒にNFB抵抗とコンデンサーも少し移動した。

 

前の22μはブチルゴムで貼っただけだから気持ちがすっきりした。

U7上管と下管のカソード抵抗が離れてるので配線を引き回してしまったが、まあ、仕方ない。

電源のコンデンサーはこれで計410μF。ずいぶん増えたが設計の那須氏はこの倍は付けてる。

おかげで電源OFFにしても電圧が下がるのに10分くらいかかる。

あとでブリーダー抵抗をもう少し大きくするか?

 

 

早速鳴らしてみる。

なんか良さげ。音が軽く出る。軽くなった訳ではない。ストレスなく出る感じ。

これは期待できる。

夜中(AM3:00)に鳴らしているが、バランス的にも十分で、十分聴くに堪える。以前は、

と言っても去年ぐらいだが、低音が寂しいため音量を上げたくなっていた。

ヴァイオリンの「きゅっきゅっ」という感じが出る。前はつるんって感じだった。

また更に音が良くなった。地味なチューニングだが、この積み重ねが大事と思う。

パワーの配線変更がここに来て効いてきたようだ。

 

ハムについてだった。期待したのだが、若干減ったかな?位だった。

山水のSP-50なら気になるかもしれないが、DS-3000ならまあ、いけるかな?というレベル。

 

20200729

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