INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

couleurs(10)

2011年03月12日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
colors(5)」で取り上げた一色目の「白色」、「couleurs(2)」で取り上げた二色目の「白色」に引き続き、福岡県春日市の三色目の「白色」。

福岡では「白水」を「しろうず」と読むことにあまり違和感はないが、全国的にはそうでもないらしい。

現在ここには、「49番」のうちの「西鉄大橋駅~香蘭短大前~下曰佐~弥永団地~下白水~池の下~白水ヶ丘二丁目~観晴が丘~那珂川ハイツ入口~博多南駅」を結ぶ系統が停車する。
「49番」の博多南駅行きは、下白水の先で西に分岐してそのまま博多南駅方面に向かうものがメインであり、ここ「白水ヶ丘二丁目」を通って観晴が丘を回るものは本数も少なくサブ的位置付けである。
最近の流れで行けば「枝番」が付いてもおかしくない感じだが、「枝番」が付くことがないのは、観晴が丘経由のルートが廃止候補になっており、「今さら番号を変えるまでもない」という考えの現われなのかもしれない。

観晴が丘経由の系統はもともとは博多南駅行きではなく、那珂川ハイツまで行っていた。
那珂川ハイツを起終点としても、那珂川ハイツから博多南駅春日原駅に行ける訳でもなく、また、大橋駅に行くのも遠回り、ということで、利用が少なかった…からなのかどうかは不明だが、博多南駅を起終点とするループっぽい運行に変更することで(←閉じた図形ではないので“っぽい”としています)、「大橋駅~弥永団地~白水ヶ丘・観晴が丘地区」及び「白水ヶ丘・観晴が丘地区~博多南駅」の2つの需要に対応しようとしたと考えられる。

白水ヶ丘地区は春日市、観晴が丘地区は那珂川町であり、それぞれ「やよい」と「かわせみ」のルートとなっている。
利用者が減少して、かつ、代替手段もある」ということで「49番」の観晴が丘系統は廃止候補となっているのだろうけど、自治体を跨いで運行するということはコミュニティバスでは難しいと思われるため(←「マリンクス」が福工大前駅に乗り入れたり、「まほろば」も太宰府市を出てちょこっとだけ筑紫野市に入ったりもするので、“絶対にできない”ということはないんでしょうけど)、「49番」観晴が丘系統がなくなる(かもしれない)のはなんだかもったいないなぁという気がする。

コミュニティバスへの移管は、今後もますます進んでいくと思われるが、その中で、「コミュニティバスでは手が届きにくいところ」には、まだまだ西鉄バスの需要が残っているのではないかと思う(福岡市南区の井尻駅と、春日市の徳洲会病院を結ぶ「45-1番」など)。
特にこの付近は、白水池と月の浦の間で開発が行われており、人口ももう少し増えそうなので、「撤退」を考え直してもいいのでは?…というのは、あくまで個人的な見解です。
(つづく)

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