昨日から涼しくなりましたね。
立秋が過ぎ、暦の上では秋です
先日は初スズムシさんの声を聴きましたよ
♪
新潟でイントラを始めてそろそろ4年。
3年前にスタートしたクラスは継続させていただいているので、
初心者で最初から通ってくださっている方は、
ヨガ歴3年ですね。
どうでしょう。
何か変化を感じますか?
「肩こりが楽になった」
「腰痛がなくなり整体へ行かなくなった」
「レッスンのある日はぐっすり眠れる」
「体重が5キロも減った」
などなど。
嬉しい声を聞かせてくださる方もいらっしゃいます。
何かを変えるのは簡単ではないですよね。
頭の中で「変えたい」と思っても、
実際に変わるまでにはそれなりの労力と時間がかかります。
ヨガを続けた結果、
体がいい方向、楽な方向へ変わったということは、
素晴らしいことだと思います
ただ、ヨガが目指すのは体の変化ではありません。
ヨガは、本当の自分=真我=いのちに近づくためのメソッド。
アーサナもひとつの手法であり、
きれいなポーズをつくることが目的ではないのです。
大切なのはポーズをつくっていく過程。
ポーズをつくる中で自分の体の隅々を感じ取っていく。
そこに自分との対話が生まれます。
なので元々体がやわらかい人は、
硬い人以上に繊細に意識を向けないと、
感じとるのが難しいかもしれません。
体を感じ取る?
自分との対話?
。。。わからないという人もいるかもしれませんね。
自分の体を感じ、対話するには、
意識が内側に向いていなければなりません。
チェックポイントを挙げますね。
意識が外(自分以外)へ向いているのはこんな場合です。
◎レッスン中、他の人を見てしまう。
◎「私は柔らかい」「私は固い…」など、人と比べる。
◎「今日は誰が参加している」「何人かな」など自分以外のことが気になる。
◎レッスン中、ヨガとは関係のない考えごとをしてしまう。
◎鏡のある部屋の場合、鏡の中の自分に目が行ってしまう。
◎いつもと違う位置にマットを敷くと落ち着かない。
◎イントラの誘導に合わせず、ポーズを先に進めたり途中でやめたりする。
◎ポーズを最後まできちんと行なわない。
(指先まで意識を向けて、ゆっくり腕を降ろすところを、
途中でだらんと降ろしてしまうなど)
◎ポーズを解いた後の開放感を味わい切れない。
いかがでしょう。
思い当たることはありますか?
人間には五感があるので、
ほっておくと意識は外へ向きますが、
ヨガをしている時くらいは、
自分に集中したいですね。
アーサナを行なう時は、
最初から最後まで途切れることなく、
意識を自分の体に向けることが大切です。
実践していくと集中力が高まります。
ポーズを解いた時の解放感もアップし、
これまで以上に気持ちよさを実感できると思います。
慣れてきたら、目を閉じて行なってもOK
どんどん自分の中へ入って行きましょう。
すると
今まで見えなかった自分と出会えます。
最初のうちは体の変化だけかもしれません。
五感の変化を感じる人もいるでしょう。
音や匂いに敏感になったり、
もっと繊細なもの(波動)がわかるようになる人もいます。
気持ちや心も変化します。
何かに挑戦したくなったり、
何かを手放したくなったり、
思ってもみなかった選択をしたくなるかもしれません。
変化はいい兆候
本当の自分に近づくための一歩です。
変化が怖いですか?
本当の自分と出会いをためらいますか?
わかります。
私もそうでした。
今もそう思うことがあります。
でも大丈夫。
本当の自分が望むこと(いのちのきもち)に間違いはありません。
ヨガを続けながら、
一歩一歩進んでいきましょう