体を使うハタヨガでは、
ポーズ(アーサナ)を行なうことで、
骨格や筋肉の偏りやゆがみを整えたり、
チャクラに刺激を与えたり、
心のゆらぎを鎮めたりします。
これにより、
体を健康な状態に導きます。
心を楽な状態に導きます。
ただポーズを行なう上では、
完成形という形を目指すため、
やり方によっては体に負荷をかけ過ぎ、
痛めてしまうこともあります。
ヨガは自分と向き合うメソッド。
ちゃんと体と向き合って行なえば、
痛めるはずはない。
そう思う方もいるかもしれません。
でも、体ほどわからないものはありません。
と私は思っていますし、実感しています。
ついうっかり痛めたことが何度か…
自分の体なのにわからない。
不思議だなぁと思います。
せっかくヨガをしても、
痛めてしまってはもったいないですよね。
「わからない」と書きましたが、
振り返れば思い当たることはあります。
以前より柔らかくなって、
「もう少し」と欲が出たとき。
ウォーミングアップをせずに、
ポーズを行なってしまったとき。
やはり痛めてしまうのは、
体への意識が薄くなっているときなのですね。
最近は、
「もう少し柔らかくなるかな」ではなく
「もう少しゆるむかな」と、
楽な場所(やり方)を見つけるようにしています。
楽=体が喜ぶ形
関節や筋肉の状態は一人ひとり違います。
ある人にとっては楽な完成ポーズも、
ある人にとっては痛い完成ポーズかもしれません。
自分の体に楽な方法を見つけよう。
その方が体が喜んで、
元気になれると思います。
レッスン中のアジャストも、
以前は完成ポーズを目指すための修正でしたが、
最近はゆるめる方向に手を加えさせていただいています。
先日も脚をゆるめるアジャストをさせていただいたところ、
レッスン終了後に「気持ちよかった~!!」と、
常連さんたちが声を上げてくださいました。
いつものポーズなのに
正解ですね
楽を見つけるヨガ。
そのためのレッスンをがんばっていきたいと思います