ヨガはいくつからでも始められます。
アーサナ(ポーズ)→プラーナヤーマ(呼吸法)→瞑想
段階としてはこの順番ですが、
呼吸法や瞑想だけ行うのもヨガです。
瞑想は椅子に腰掛けてでもOK
膝や腰に不安がある方、背筋を伸ばせない方も行えます。
ただ、本来は継続してポーズを行うことで体を整え、鍛え、
正しい姿勢を保って深い呼吸がてきるようになった上で、
瞑想を深めるというのがヨガのあり方です。
ヨガでどの段階まで進みたいかは人それぞれなので、
ここでは呼吸法や瞑想は脇に置きます。
ではポーズ。
体のことをお話します。
インストラクターになって約12年。
これまでに多くの方とレッスンをご一緒してきました。
30代、40代の方もいらっしゃいますが50代以降の方が中心です。
関節や筋肉は年齢と共に硬くなり、衰える。
そして年齢が上がるほど加速する。
自分自身がそうですし、みなさんの様子からも実感しています。
でもヨガをしっかり継続していけば、
いい状態をキープしつつ、向上させることもできます。
もちろんヨガに限ったことではありません。
筋トレとかピラティスとか他の方法もありだと思います。
(残念ながらウォーキングだけでは効果は期待できないです)
新潟に移ってからスタートしたクラスに、
継続して通ってくださる(7〜8年位でしょうか)方々は、
当初より着実に向上
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
正しい姿勢を保ちつつ美しいポーズを作ることができます。
さらに呼吸力もアップ。
肩こりや腰痛、冷えやむくみなど、
様々な不調が緩和&改善したというお話も伺います。
ちなみに私がヨガを始めたのは40代ですが、
花粉症が治りましたし、30代からの足のむくみが全く無くなり、
雪国に移ったのに冷えを感じることも無いです。
でも、継続しなければ良い状態を保つことはできません。
肩こりに悩む方は、肩や背中の筋肉を柔軟にして血流をよくする。
肩を力ませずに立つために骨盤を正しく保つ。そのために必要な体幹の筋肉を鍛える。
ポーズの実践により、改善していくしかありません。
サプリや薬、整体はそのときだけ。
体のためにヨガをしましょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
快適な人生のためにヨガをしましょう
と心から思います。
そしてできるだけ早いうちから。
イントラ養成時代に「ヨガを始めた時から年齢が止まる」という話を聞きました。
もちろん物理的には無理な話ですが、
感覚的にはそのとおりだと思います。
ヨガを始める前よりも元気ですし、
ヨガを始める前よりも気持ちが前向き。
さらに、歳をとることを肯定的に捉えられるようになりました。
ヨガはいくつからでも始められます。
ただ、筋肉の老化は加速度的に進みます。
イントラを続けてきた中での実感としては、
できれば40代のうちに始めたい!
少し続ければ筋肉や関節が柔軟になり、
難しいポーズにも挑戦できます。
難しいポーズを勧める訳ではないですが、
「できると嬉しい♪」といった喜びを得られます。
50代に入ると体は大きく変わります。
ホルモンの影響もあると思います。
それでも前半までは、40代の名残り…といった感じでがんばれます。
ところが後半に入ると肩こり、腰痛、膝痛、股関節痛の方が増加…。
痛い→運動しない→さらに筋肉が硬化→動かない…
悪循環に陥るケースもあります。。。
それでもあきらめてはおしまい。
60代、70代…思い立ったらヨガを始めましょう。
でも決して無理はしないように。
これまで何もケアしてこなかった方の筋肉は、
自分で思っているより老化しています。
無理のない方法で継続的にヨガを。
できれば週に数回行ってケアしたいところ。
人生は長い。誰もが100歳まで生きるかもしれない時代です。
定年延長など世の中は変化しています。
もちろんお仕事を続けるのは素敵だと思いますが、
筋肉の老化は待ってはくれません…。
50代に入った辺りから、優先順位を見直す必要があるのでは…と思います。
真摯に体の声を聞きながら、
無理することなく軽々と〜
そんな風に人生を送れたら素敵ですよね