生きているといろんなことがあります。
楽しいことばかりならいいのにな~
そう思いますよね。
でもそうはいきません。
辛いこと、悲しいこと、不愉快なこと…
いろんな思いをします。
そして
「あのときこうしていればよかった」
「あっちを選べば幸せだったかも」
と後悔することもあるでしょう。
楽しいことと辛いこと
いいことと悪いこと
幸せと不幸せ
私たちはそうやってものごとを区別します。
しかし、ヨガの世界にはこうした区別はありません。
ヨガは一切肯定、一切活用の哲学だからです。
失敗もトラブルも病気や事故さえも、すべて必要だから起こったこと。
だから否定してはいけないし、これを活かしなさい、
そこから学びなさいと教えています。
これはなかなか難しいことかもしれません。
でも、何かに悩んだり行き詰まったとき、
この哲学を利用することで、目の前が広がり、前に進むことができます。
「起きていることの意味を考えよう」
イントラ養成時代に知り合ったヨガ友との間でよく使うフレーズです。
問題やトラブルに遭遇したときは、ふたりで話し合って答を探しました。
大好きで大切な友人。今は東京と新潟で離ればなれなので、会うのは年に1~2度ですが。
自分に起こることは、すべて正しい。
そう思えるようになれば、生きるのがずっと楽になるでしょう。
一足飛びにそうなれなくとも、少しずつ近づいていきたい。
アーサナも大切だけど、心の使い方を練習するのも同じくらい大切だと思います。