評価=
メディア、特にテレビと権力の関係についての考察であるが、非常に常識的な分析で、総体的に上杉隆と同じ論調といっていい。だが一点、小泉政権の功罪評価で、「格差社会」を到来を上げるが、ではそれ以前の政策継承、特に郵政、道路公団に手を付けることができたのかは疑問。大鉈を振るう結果血が出るのは必至。社会保障制度も同様だ。それは、木を見て森を見ないに等しい。テレビと視聴者との関係は、政治ニュースのバラエティー化によって政治が身近になった反面、副作用も現れるようになった。一昔前まで政治家がテレビに出演するのは、NHK「日曜討論」か、時事放談ぐらいのものだった。しかし今は、考えられないバラエティーにも露出している。郵政選挙、民主党の大勝もその結果といっても否定できないだろう。
メディア、特にテレビと権力の関係についての考察であるが、非常に常識的な分析で、総体的に上杉隆と同じ論調といっていい。だが一点、小泉政権の功罪評価で、「格差社会」を到来を上げるが、ではそれ以前の政策継承、特に郵政、道路公団に手を付けることができたのかは疑問。大鉈を振るう結果血が出るのは必至。社会保障制度も同様だ。それは、木を見て森を見ないに等しい。テレビと視聴者との関係は、政治ニュースのバラエティー化によって政治が身近になった反面、副作用も現れるようになった。一昔前まで政治家がテレビに出演するのは、NHK「日曜討論」か、時事放談ぐらいのものだった。しかし今は、考えられないバラエティーにも露出している。郵政選挙、民主党の大勝もその結果といっても否定できないだろう。