国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

震災取材班撤収

2011-06-15 08:02:35 | Weblog
震災発生直後から取材車を現地に置き、取材クルーを間断なく投入してきたが、発生3カ月の特集記事掲載を機に一時撤収することになり先日無事帰還した。初めての原発事故取材や、余震にビビる部員には「生きて虜囚の辱めをうけず」と檄文を打電、無理やり鼓舞し、取材終了後夜には「地域の経済復興のために寄与せよ」と特命指令を送る毎日だった。宮城、岩手などではがれきの撤去が着々と進み、仮設住宅への入居も始まっているが、福島第一はまだ危険な状態が続く。奇しくも1997年3月11日茨城県東海村の動燃再処理施設で爆発事故があり、作業員が被ばくした。この時も動燃は県へ正確な情報を流さなかった。今回もSPEEDIの情報が住民に届いたのは水素爆発後かなり日にちを置いてから。これらをみれば、原子力村には組織的隠ぺい体質で、住民をことごとく軽視していると非難されても反論できないだろう。広瀬隆「危険な話」が出版されたのは20年以上前、その時は「眉唾」と感じていたが、核心的な内容だったとは、今になって。