本の紹介 2009-10-26 09:06:47 | Weblog 徳川13代将軍家定から、最後の将軍になった15代慶喜までの激動の幕末史。幕府か主張する公武合体、一方の諸藩は尊皇攘夷に動く。しかし、その後大政奉還、王政復古、鳥羽伏見の戦いに繋がっていく。幕府崩壊の兆しは著者の言うとおり幕政改革により、支配秩序を支えていた儀礼というピースが抜かれたことにより一気に瓦解したのかもしれない。そしてこれは江戸の終焉期でもあるが、近代社会明治の胎動期でもあった。