就職するにあたり、漠然と山奥のダムの工事現場で働こうかと考えていた。学生時代夏・冬休みのバイトはドカチンに徹していたおかげで、ブルやショベル、ユンボも無免許ながら操作できた。しかし現実には、公務員と民間数社を受け、今の会社に拾ってもらった。あれから30年だそうだ。先日弊社の創立記念式典で永遠勤続の賞状と記念品を頂戴することに。全く実感がわかないが、式の途中に野呂圭介が「どっきり」と書いたプラカード片手に現れることもなかったので、やはり30年は幻ではなかったようだ。それにしてもよくもこんなにも永く会社においてくれたものだと思う。経営者の度量には感謝するばかり。
同期は「会社人生の残りは四分の一」と式典の挨拶で述べた。確かにあと残り10年を切り、定年後を見据えた人生設計を練り直す時である。それと同時に今この年齢でできることを存分に発揮していかなければならない。だがその実感も湧かないこともまた問題なのである。
同期は「会社人生の残りは四分の一」と式典の挨拶で述べた。確かにあと残り10年を切り、定年後を見据えた人生設計を練り直す時である。それと同時に今この年齢でできることを存分に発揮していかなければならない。だがその実感も湧かないこともまた問題なのである。