このタイトな出張の発端は小泉改革、アメリカで破綻した市場原理主義だ。首相在任時に行った多くの規制緩和により企業はさまざまな方面に新規参入し、雇用形態も複雑化した。しかし、福田、麻生にかわり引き締まる方向転換を図った。小泉路線を継承する小池を筆頭とする若手急進派との軋轢は政治ネタとしては格好の題材だが、現場の官僚たちは右往左往、なにせ立場を誤れば将来を棒に振ることにもなりかねない。さらに法令、通達をもとに動くわれわれはさらに振幅が激しい。朝令暮改などはまだましで、担当官主張が全く逆なこともある。一昨年も札幌で受理されない案件が地方で受理され東京で確認したところ各地方に任せてあり、見解は一緒とのこと。ここまで来ると何を信じていいのか分からなくなる。とりあえずどうにか申請までこぎつけた。しかし認可まであと3ヶ月。まだまだ油断はできない。
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