長いようで短いゴルフシーズンが終わった。今年はサミット関連の業務のため例年よりかなり少ないラウンドになった。そして結果は…春先にレッスンを受けていたにもかかわらず昨年の平均ストロークを大きく上回ってしまった。失ったものはレッスン料と自信。つくづく難解で無慈悲なスポーツだと思う。ところで先日プロ初優勝を飾りアマチュアでの優勝がフロックではないことを証明した石川遼選手。彼のスケールの違いを見せつけたのは優勝した試合の最終18番ホール。深堀選手に2打差をつけトップに立っているが果敢に池越えの2オンを狙ったシーン。深堀選手の1打目は運悪く木の根元に止まってしまい2打目は出すだけ。したがってパーをとれば仮に深堀選手がバーディを奪ったとしても1打差で逃げ切れる。世界のプロゴルファーの中でもあのような選択をする選手はまずいない。まして左足下がりのラフ。常套手段はレイアップ。さらに彼のテクニックの高さを物語ったのはウォーターショット。水の抵抗が高くなるため打ち込むのが通常だが彼はヘッドを低く出し、バーディを狙える位置まで寄せた。日本であの技術を持っているプロはそういない。今週も優勝を狙える位置に付けている。しかし、そう遠くない将来メジャーのタイトルを初めて日本に持ち帰ることプロになることは間違いないだろう。できれば高校生のうちに。ちょっと早いか。
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