国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

2014-06-20 09:15:44 | Weblog
「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」。こんな言葉を知っているのは多分50代後半、自身おっさんだとつくづく思う。蛇足だが函館戦争で土方歳三を追い詰めた官軍の言葉ではない。(ひじかた)ではなく(どかた)と読む。出面で暮らす土木関係者は、雨が降ると生活が苦しくなる、それを表現したもの。出面という言葉もほとんど死語か。日雇い労働者の日当のことだ。そういえば日雇い人夫は多くの放送局で使用しない言葉に分類されている。土方は即アウト、ニコヨンなどもってのほかか(終戦後日雇い労働者の賃金を240円にしたことが由来)。小生が子供の頃出面取りはごく普通に存在していたし、学生の頃のバイトは土方ばかりだった。そこそこプライドを持ってバイトをしていたが、それが差別用語になるとは。巨人の星の再放送でやたらと「ピー音」が入るようになったことは、人権問題大好き人種が騒ぎ、メディアが過剰反応したため。文化の喪失と歴史に空白を生じさせることも知ってか知らずか。
閑話休題。本来今は北海道らしくカラッと晴れ渡り一年の中で一番過ごしやすい季節のはずだが、今年は長雨に見舞われている。理由は偏西風の蛇行だ。偏西風のポケットの中に入った低気圧が抜け出すことができず、その結果長雨になるということらしい。札幌はその影響をまともに受け、19日まで14日間連続して降雨を観測、農夫や土方などの言葉が横溢していた1956年の記録に並んだ。今電波に乗せるとしたら「農業従事者の皆さんや建設業特に土木事業関係業者など天候に左右されるされる業種にとっては死活問題」これが正解。予報では明日からようやく天気が良くなるらしく、来週月曜から25度以上の夏日が当分続く。ガッチリ稼ぐ天候到来、死んでなんていられない。

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